障害がある人もない人も、共に支えあう共生社会を目指して(2)

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「12月3日から9日は障害者週間」

■このような取り組み方法があります
市でも、障害の有無に関わらず庁舎を快適に利用したり、情報を取得したりできるよう、さまざまな取り組みを行っています。ぜひ、参考にしてください。

◇コミュニケーションの円滑化
・聴覚に障害がある人が安心して相談できるように、窓口に耳マーク〔下記〕を置き、手話や筆談などを実施
・知的障害や聴覚障害などにより意思疎通が困難な人のために、絵や記号でやりとりができるコミュニケーション支援ボードを避難所に設置

◇市のさまざまな情報を音声で届けます
・視覚に障害がある人でも内容が分かるように、専用のスマートフォンアプリなどで読み取ると音声で内容を読み上げる二次元コードを冊子に印刷
・市ホームページに音声による読み上げ機能を設置
目が見えなくてもコードの場所が分かる半円状の切り欠きがあります

◇新庁舎のユニバーサルデザイン
・通りやすく段差のない動線や幅員の確保
・各フロアにバリアフリートイレを設置
・一部の部屋に磁気ループ(補聴器などに直接音声を届ける設備)を設置
・男性用トイレにもサニタリーボックスを設置
膀胱がんや前立腺がんの手術を行った人などが交換したおむつや尿取りパッドを捨てるために、サニタリーボックスを男性用トイレにも設置

■あなたの周りで、こんなマークを見たことはありませんか?
◆ヘルプマーク
心疾患や腎機能障害などの内部障害や聴覚障害、知的障害、精神障害などといった、外見からは障害が分かりにくい人が援助や配慮を必要としていることを知らせるマークです。ヘルプマークと併せて、ヘルプカード〔下記〕も携帯している場合がありますので、持っているか声を掛けてみてください。
◇ヘルプカード
ヘルプカードには、名前や住所、連絡先、かかりつけ医のほか、配慮や手助けしてほしいことが記載されています。記載されている内容に沿った支援をしましょう。

◆もし、こんなことで困っていそうだったら…
▽電車…
障害がある人は、見た目では分かりにくくても、突然体の調子が悪くなってしまうことがあります。
一言、声を掛けてみましょう。席を譲るなどの支援を必要としているかもしれません。

▽街中…
発作でパニックを起こしたり、状態が急変したりしてしまうことがあります。
まずは、短い言葉で優しく声を掛けてください。また、必要に応じ、緊急連絡先へ連絡するなどの手助けをお願いします。

◆耳マーク
聞こえが不自由なことおよび、その人への配慮を行うことを表します。

◆オストメイトマーク
オストメイト(人工肛門・人工ぼうこうを造設している人)のための設備があることなどを表します。

◆身体障害者標識
肢体不自由の人が、条件付き免許で自動車を運転するときに表示するマークです。

◆聴覚障害者標識
聴覚障害者が、条件付き免許で自動車を運転するときに表示するマークです。

◆障害者等用駐車区画
障害や加齢で歩行が困難な人など、利用証を持っている人が優先的に利用できる区画のマークです。妊産婦、けが人などが利用できる有期限の利用証もあります。なお、駐車区画を利用する場合は、利用証の申請をお願いします。利用証を持たない人は、一般の区画を利用するようにしましょう。
詳しくは、「千葉県障害者駐車場」

他にも、障害がある人に配慮した施設を表すものなど、さまざまなマークがあります。詳しくは、「千葉市障害者に関するマーク」で検索