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減塩は家族みんなで取り組もう(1)

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千葉県千葉市

長年の食塩の摂り過ぎは、将来の高血圧につながります。血圧は歳をとってから急に上がるものではありません。家族みんなで減塩に取り組み、子どもの頃から「やさしい味(減塩)」を習慣化し、将来の生活習慣病を予防しましょう。

■食塩摂取目標量と実際の摂取量は?
厚生労働省が定める日本の食塩摂取目標量(15歳以上)は、1日当たり男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満ですが、千葉市民の1日当たりの食塩摂取量は11.2グラムと、目標を大きく上回っています。また、実は大人だけでなく、1歳から14歳までの子どもも食塩を摂り過ぎている現状があります。
子どもの味覚や食習慣を決めるのは大人です。子どもの頃からやさしい味を覚えれば、それが家庭の味となり、大人になっても自然と減塩につながります。

◇子どもの食塩摂取目標量と摂取量(1日当たり)

目標量…日本人の食事摂取基準(2020年版)より
摂取量…令和元年国民健康・栄養調査より

■食塩摂取量を減らすために
ー作るときのポイントー

◇旬の食材を使う!
旬の食材は、濃い味付けをしなくても十分食材そのもののおいしさを楽しむことができます。また、旬の食材は栄養価が高く、価格も低くなる傾向にあるので、一石二鳥です。

◇うま味を利用する!
うま味のある食材(昆布・鰹節・干しシイタケ・トマト・お肉など)を使うことで料理の味に深みが出ます。2種類以上組み合わせると相乗効果でおいしさが増します。

◇酸味・辛味・香りをプラス!
かんきつ類やお酢類の酸味は塩味を引き立たせ、味に変化が生まれます。
ピリッとした刺激は、メリハリの利いた味わいが魅力です。また、香りが加わることで嗅覚が刺激され、満足感が増します。

ー食べるときのポイントー
・しょうゆやソースは、かけずにつけよう!
・漬け物や佃煮など食塩量の多いものは、食べる量や回数に気を付けよう!
・麺類の汁は残そう!
汁を全部残せば、2グラムから3グラム減塩することができます。
・栄養成分表示の「食塩相当量」をチェックしよう!

■健康づくり応援店を利用しよう
市では、飲食店などで自分の健康状態にあったものを選択できるよう、栄養成分表示や健康に配慮したメニューを提供しているお店を「千葉市健康づくり応援店」として登録しています。
塩分控えめメニューを提供しているお店もありますので、お店を選ぶ際の参考にしてください。「健康づくり応援店」で検索

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