鳥文斎栄之(1756-1829)は、旗本出身という異色の出自を持ち、美人画のみならず幅広い画題で人気を得た浮世絵師です。浮世絵の黄金期とも称される天明から寛政期に、喜多川歌麿と拮抗して活躍した貴重な浮世絵師の一人でありながら、今日国内で栄之の全貌を知ることは難しくなっています。
世界初の鳥文斎栄之展となる本展では、ボストン美術館、大英博物館をはじめ国内外から錦絵および新発見作品を含む肉筆画の名品を集め、初期から晩年に至るまで、栄之の画業を総覧しその魅力を紹介します。
会期:1月6日(土曜日)から3月3日(日曜日)10時から18時(金曜日・土曜日は20時まで)1月9日(火曜日)・15日(月曜日)、2月13日(火曜日)休室
会場:市美術館7階・8階企画展示室
料金:一般1,500円、大学生800円、高校生以下無料
問い合わせ:市美術館
【電話】221-2311【FAX】221-2316
第1月曜日(祝日・休日の場合は翌日)休館
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