市内ではさまざまな農産物がつくられています。産地ならではの、新鮮で旬の農産物をおいしくたべませんか?
■カブ
旬…11から1月
カブは原産地が地中海沿岸や中東地域とされており、日本では奈良時代には栽培されていたともいわれている野菜です。カブは別名「すずな」とも言い、春の七草のひとつとして、年の始めに無病息災を願っておかゆに入れて食べる風習があります。全国で栽培されているカブですが、実は生産量は千葉県が日本一です。色が真っ白で張りと艶があり、葉がピンとしてみずみずしいものがおすすめです。
■カブと鯛のさっぱり煮
〈材料〉2人前
(A)
・カブ…1個
・鯛の切り身(60グラム)…2枚
・水…400cc
・酒…200cc
・出汁昆布(3センチメートル×3センチメートル)…1枚
(B)
・ポン酢…100cc
・みりん…10cc
1.鯛の切り身に薄く塩をふり、1時間ほど冷蔵庫に入れる。
2.カブは葉を切り落とし、皮をむき、6等分のくし形に切る。
3.葉は3センチメートルほどに切り、柔らかくゆでる。
4.鯛の切り身を霜降りし、水気を取る。
5.(A)を鍋に入れ、カブと鯛の切り身も入れ強火にかける。あくが出てきたらすくい取り弱火にし、カブに串が通るまで火にかける。
6.(5)に(B)を入れ2分から3分煮込む。
7.火を止めたら葉を入れ温め、器に盛る。
▽レシピ監修(千葉市つくたべ推進店)
ホテルニューオータニ幕張(美浜区ひび野2-120-3)日本料理担当
安西雄太(あんざいゆうた)料理長
問い合わせ:農政課
【電話】245-5758【FAX】245-5884
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