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自治体の皆さまへ

2023年度に実施した主な事業

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千葉県千葉市

■環境・自然の保全
◇地球温暖化対策
・脱炭素先行地域事業として、市有施設へ太陽光発電設備を導入するとともに、清掃工場の余剰電力を市有施設で活用するための調査を実施
・次世代自動車の購入や省エネ設備の導入に要する費用を助成

◇ごみの適正処理
・将来にわたり安定したごみ処理体制を構築するため、新清掃工場の整備を着実に推進するとともに、次期リサイクル施設の整備に向けた基本計画の作成に着手

■子育て支援・教育の充実
◇子育て期の支援の充実
・子育て世帯の医療費負担を軽減するため、子ども医療費助成制度を拡充(保険調剤負担の廃止、多子世帯の負担軽減など)
・産後うつの早期発見や育児不安を軽減するため、産婦に対し、健康診査受診費用を助成
・弱視の早期発見・早期治療のため、3歳児健康診査において、新たに屈折検査を実施

◇待機児童対策
・ニーズを踏まえた施設整備や受け入れ枠の見直しなどにより、2024年4月に、保育所などでは5年連続、子どもルームでは初の待機児童ゼロを達成

◇保育者の資質向上と離職防止
・「ちばし幼児教育・保育人材支援センター」を設置(4月開設)
・子どもルームにおける保育の質を確保するため、特に配慮が必要な児童に係る助言指導を行う巡回アドバイザーを設置

◇学びを支える教育環境の充実
・トイレ改修などの学校施設の環境整備を継続して進めるとともに、体育館への冷暖房設備設置に向けた調査を実施

◇不登校対策の充実
・別室に登校する児童生徒を継続的に支援するためステップルームティーチャーを配置
・教育センター「ライトポート」の小学生専用教室を増設し、全区に設置

■健康・福祉の充実
◇包括的な支援体制の構築
・複雑化・複合化する相談事案への対応を強化するため、「福祉まるごとサポートセンター」を設置(2023年10月開設)〔本紙5面〕

◇健康づくりの促進
・区保健福祉センターの保健師などを増員し、フレイル(健康な状態と要介護状態の中間の段階)が疑われる高齢者への支援体制を強化(稲毛区・美浜区に配置、今年度中に中央区・緑区に配置し全区に配置)
・認知症の早期発見・早期支援のため、「もの忘れチェック」を実施

◇障害のある方への支援
・重度障害のある方の就労を支援するため、通勤や職場における身体介護などに係る費用を助成
・就学前児の発達に関する相談窓口、「こども発達相談室」の開設に向けた準備に着手(11月開設)〔本紙8面〕

■地域社会の充実
◇持続可能な市民主体のまちづくり
・複雑多様化する地域課題の解決などに向け、区役所を中心とした地域支援プラットフォームの構築を推進
・民間事業者からの課題解決に係る提案を促すため、提案事業の実施に係る初期費用を助成
・町内自治会活動の効率化を図るため、デジタル化を推進

◇インクルーシブなまちづくりの推進
・市民参加型ワークショップの開催などを通じて、障害の有無などにかかわらず、誰もが一緒に遊べる広場づくりを推進

■物価高騰に対する支援
◇市民・事業者への支援
・低所得世帯や子育て世帯の生活を支援するため、給付金を支給
・食材料費の高騰分を保護者に転嫁することなく、これまでどおりの栄養バランスや量を保った給食を提供できるよう、給食費などの支援を実施(学校・保育施設など)
・エネルギーなどのコスト増加の影響を受ける中小企業者に対し、事業継続のための支援金を支給
・光熱水費、燃料費などの負担軽減のため、地域公共交通事業者や下水道事業、高齢・障害事業所などへの支援を実施

■安全・安心なまちづくり
◇災害対応体制の強化
・危機管理センターなどを備え、市の総合防災拠点となる市役所を全面開庁するとともに、県からの権限移譲を受け、大規模災害時に本市自らが主体となって迅速に被災者支援を行う救助実施市としての体制を整備
・市立学校や公民館などに蓄電池を配備するとともに、すべての市立学校へのマンホールトイレの整備を完了するなど、避難所の環境整備を推進

◇地域防災力の強化
・避難行動要支援者の支援体制を強化するため、個別避難計画を作成

◇消防力の充実・強化
・老朽化した消防防災ヘリコプター「おおとり2号」の機体更新の準備に着手(今年度末更新予定)

■特性を活かすまちづくり
◇都心の魅力向上
・千葉駅周辺における官民連携によるウオーカブルなまちづくりを推進
・千葉公園の再整備により、2024年4月に「芝庭」がグランドオープン

◇地域資源の発掘・活用
・千葉開府900年となる2026年に向けて、記念協議会を立ち上げ、記念事業推進計画を策定したほか、PR動画やカウントダウンなどによる周知・機運醸成を実施

◇道路ネットワークの形成
・広域道路ネットワークを形成するため、引き続き都市計画道路塩田町誉田町線や幕張本郷松波線などの道路整備を推進

◇スマートシティの推進
・「あなたが使える制度お知らせサービス」の通知対象制度を拡充するとともに、メール配信機能を追加
・高齢者のデジタル活用を推進するため、民間企業と連携しスマートフォン講座などを実施

■文化芸術・スポーツ
◇文化芸術活動の創出・支援
・「千葉国際芸術祭」(2025年度開催予定)の基本計画を策定し、プレイベントを開催

◇文化財の保全・活用
・千葉開府900年に向け、郷土博物館の展示リニューアルに向けた設計を実施

◇市民スポーツ活動の促進・支援
・障害のある人もない人も、共にスポーツを通じて交流できるまちづくりを進めるため、パラアスリートの学校訪問や障害者スポーツ教室を拡充
・ホームタウンチームを通じた市民意識の醸成を図るため、観戦機会の創出や交流を促進

■地域経済の活性化・農業振興
◇地域経済の新たな担い手の創出
・将来の税源を生み出すため、企業立地を促進。企業立地事業計画認定件数41社(2年連続で過去最多を更新)
・新たな産業用地である「(仮称)ネクストコア千葉生実」の2026年度中の造成工事完了に向け、許認可取得手続きなどを支援
・スタートアップ企業の上場に向けたチャレンジを支援するとともに、イノベーションの創出を促進するなど、企業成長・創業支援を強化(7月に支援企業が初めて東京証券取引所に上場)

◇農業振興
・食のブランド「千」認定品を生み出すため、商品力・販売力を強化するための個別支援を実施
・本市農業の持続的な発展と成長産業化を促進するため、農業者のニーズに合わせた総合的な助成制度を創設(未来の千葉市農業創造事業)

◇観光資源の価値向上
・急速に回復するインバウンド需要を取り込むため、訪日外国人旅行者向けのWebサイトやSNSを活用したプロモーションを実施

◇MICEの促進
・MICE誘致のため引き続き開催を支援するとともに、脱炭素化の取り組みへも支援を実施

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