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自治体の皆さまへ

市長メッセージ(第31号)

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千葉県千葉市

神谷 俊一
近年、治水に主眼が置かれた河川は「ひと」「まち」から一定の距離が置かれていましたが、河川は元来、さまざまな恵みを届け、人々を豊かな自然とつなぎ、文化と人々の糧を創造してきた源です。河川とその周辺には、培われた地域の歴史や文化、人々の営みなど、地域特有の資源が眠っています。そこで、さまざまな可能性を秘めている河川に今一度着目することで、皆さんと河川との良好なつながりを築き、親しみや関心を高めて、地域活性化につなげていこうと、市では「河川を活用したまちづくり」に取り組んでいます。そのひとつとして、上流を印旛沼とし、八千代市の新川を経て、東京湾までゆるやかにつながる花見川では、これから、八千代市、佐倉市エリアとも連携し、この一帯を「千葉うみさとライン(略称うみさと)」として、その魅力を感じられる取り組みを展開します。
河川の魅力を知っていただくために、昨年は、その第1弾として11月に“ちばかわまつり「鹿島川」”を開催し、このたび、第2弾として“うみさと”のPRも兼ねた“ちばかわまつり「花見川」”を開催します。花見川沿いの桜が有名な千本桜緑地では、「うみさとテラス花見川」として、キッチンカーの出店やワークショップなどによる居心地の良い空間を創出します。また「うみさとサイクルツアー」として、東京湾から印旛沼まで、往復約60キロメートルのガイド付きサイクリングイベントを実施します。サイクルツアーでは、カヤック体験も楽しめます。さらに、「フォト川柳コンテスト」も開催しますので奮ってご応募ください〔本紙19面〕。
ぜひ、この機会にご家族や友人とお出かけになり、“うみさと”の魅力を体感してみませんか。

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