■市長メッセージ(第32号) 神谷 俊一
能登半島地震で被災した方々にお見舞いを申し上げます。これまで、石川県珠洲市を中心に延べ340人を超える職員を派遣し、主に罹災証明書の交付業務を担っています。消防局からは航空部隊が緊急消防援助隊として出動し、4月から技術職員の長期派遣も行います。被災地での経験を千葉市の災害対応力の向上に繋げていきます。
任期最終年度の予算が議決されました。「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市」の実現のため、子ども医療費助成の拡充などの「幅広い子育て支援」、身近な移動手段の確保などの「持続的な公共交通ネットワークの形成」、避難所の機能強化などの「災害対応体制の強化」そして物価高騰などの緊急課題に対応する予算です。新たな時代を切り拓く未来志向のまちづくりの実現に向けて取り組んでいきます〔本紙12面から14面〕。
4月26日に千葉公園に“芝庭”が誕生します。民間資金やノウハウを活用した整備・管理手法のPark-PFI制度を導入し、「いつでも だれでも くつろげる わたしの芝庭」をコンセプトとして、野球場跡地周辺を、芝生を敷き詰めた空間に再生し、カフェやベーカリー、地産地消メニューを提供するレストラン、フィットネスジムなどが出店するほか、グリーンインフラを体現する壁面緑化を行います。芝生広場や大屋根スペースではこども向け体験プログラムが準備され、新たな交流を創り出します。BMXやスケートボードが楽しめるパンプトラックも整備されます。ご家族や友人と憩いと賑わいの空間で1日くつろいでみてはいかがでしょうか〔本紙2面〕。
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