がんや生活習慣病は、初期の段階では自覚症状がなく、気づかないうちに進行していきます。早期に発見し、治療・改善できれば、がんや生活習慣病による死亡リスクは低下し、治療にかかる時間や身体的負担・経済的負担は少なくなります。ぜひ、定期的に受診してください。
◆市で行っているがん検診・特定健診・健康診査など
検診期間:来年2月28日(金曜日)まで
受診方法:検診ごとに個別検診または集団検診のいずれかを受診してください。集団検診は、大腸がん検診以外の全ての検診が完全予約制です。
個別検診…協力医療機関での受診です。医療機関に予約をして、受診してください。
集団検診…検診車での受診です。日程や予約開始日は、「がん検診等受診券シール」と同封されている「がん集団検診を受診する方へ」をご確認ください。
◆5月中旬以降に「受診券シール」を郵送します
市のがん検診を受診するには、受診券シールが必要です。5月中旬以降、次の方に検診書類(受診券シール、がん検診等のご案内(冊子)、がん集団検診を受診する方へ)をピンク・緑・黄色いずれかの封筒で郵送します。
・2019年4月以降にがん検診を受診または申し込みした方
・20歳・25歳・30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳、65歳以上の方
・国民健康保険に加入している20歳以上の方
*いずれも2025年3月31日時点の年齢。上記以外の方は、申し込みが必要です。
◇受診券シール申込方法
電子申請で。健康支援課へはがき・FAX(必要事項のほか、宛先に「がん検診等受診券シール申込」と明記)、電話も可。
郵送先…〒260-0025中央区問屋町1-35千葉市役所健康支援課。
「千葉市 がん検診」で検索
○検診結果を確認しましょう
個別検診で受診した方は、医療機関から結果を受け取ってください。集団検診で受診した方は、受診日から1カ月・2カ月程度で検診結果を郵送します。
○特定保健指導の案内を受け取ったら、参加しましょう
特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高い方を対象に、医師・保健師・管理栄養士などの専門職が生活習慣の改善に向けたサポートをします。
○がんや生活習慣病は身近な病気です
日本人の死因の第1位はがん、2位・4位は生活習慣病の重症化による心疾患、脳血管疾患です。この3つの死因が全死亡者の約50パーセントを占め、市では年間約5,000人が亡くなっています。
がん検診を受診し「要精密検査」と判定された方、特定健診・健康診査を受診し「再検査・治療が必要」と判定された方は、自覚症状がなくても必ず医療機関を受診しましょう。
○がんを早期に発見できる期間はわずかです
・1センチメートルの大きさになるまでおよそ10年…大きさが1cm未満のがんは検診での発見が難しい
・早期発見できる期間…わずか1年・2年
・定期的にがん検診を受けていないと、自覚症状が出た時にはがんが進行している可能性もあります。
がんの種類などによって進行の度合いは異なります。
定期的に検診を受けていたから、ここで発見できたんだね。
◆歯周病検診
歯周病は、口の中だけでなく、動脈硬化や糖尿病などの全身の疾患と密接な関係があります。
歯周病を予防するため、原因となる歯垢の付き方、歯周組織の状態を診てもらいましょう。
検診期間:来年2月28日(金曜日)まで
対象:来年3月31日時点で30歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の方
料金:500円(70歳の方は無料。市民税非課税世帯などの方は免除。受診の前に手続きが必要です)
受診方法:受診券シール(30歳以外の方には、がん検診書類の検診書類と一緒に郵送。30歳の方には6月以降郵送)を持参の上、協力歯科医療機関で受診(要予約)
問い合わせ:健康支援課
【電話】238-9926(特定健診・健康診査について)
【電話】238-1794(がん・歯周病検診などについて)
【FAX】238-9946
<この記事についてアンケートにご協力ください。>