6月1日と2日、中央区の本町公園を中心に、市内の主要な河川である都川、花見川、鹿島川の魅力を発信する「ちばかわまつり」の第3弾として「ちばかわまつり都川」を、また、2年後に迫る千葉開府900年に向けた「千葉開府まつり2024」を同時開催します。
千葉のまちは、都川の舟運と海運、房総各地からの街道によって栄えたとされています。「ちばかわまつり都川」では、舟運の歴史を呼び起こし、千葉のまちの成り立ちや都川の果たした役割や大切さを未来につなげるべく、当時の舟運を再現する江戸和船の乗船体験や水面の視点からまちなかを眺められるカヤック体験をお楽しみいただけます(予約抽選制)。
千葉のまちとしての歴史は、1126年(大治元年)6月1日に千葉常重が水陸の要衝であった現在の中央区亥鼻付近に本拠を構えたことに始まります。これにちなんで今回開催する「千葉開府まつり2024」では、ステージイベントとして、千葉市にゆかりのあるタレントのオズワルドさんのトークショーが、また、千葉氏に関連したクイズ大会、地元団体や児童・学生のみなさんによる和太鼓や吹奏楽の発表などをご覧いただけます。体験ゾーンでは、千葉開府や川に関連したクイズラリーなどを行い、千葉開府900年オリジナルグルメもお楽しみいただけます。また、千葉市美術館では収蔵品の中から画家・無縁寺心澄が描いた都川の作品を展示し、郷土博物館ではパネル展「千葉氏をめぐる水の物語」を開催します。川とともに発展した郷土の歴史や魅力に触れることができる機会をお楽しみください〔本紙18面〕。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>