子どもの転落事故は、一人で歩き始める1歳から2歳ごろから増え始め、好奇心が旺盛になり活発に活動し始める3歳から4歳ごろに最も多くなります。
特に夏から秋にかけては、窓を開けることやベランダに出る機会が多くなることから転落事故が増加します。
子どもの見守りだけでなく、普段の生活の中で事故が起きない環境を作りましょう。
◆窓やベランダ周辺の環境づくり
子どもは足場になるものがあれば何でも登ってしまいます。また、発達に伴い、事故が起こりやすい場所や状況が変わるため、窓やベランダ、室内の環境を定期的に見直しましょう。
◇ベランダ
・ベランダに物を置かない。室外機などベランダに置いておく必要があるものは、手すりから60センチメートル以上離して置く。
◇室内
・窓のそばにソファなど子どもの足場になるものや家具を置かない。
・子どもが1人で窓を開けられないよう、子どもの手が届かない位置に補助錠をつける。
◆子どもの見守りや子どもへの教育
・子どもだけを家に残して外出することは危険です。少しの時間の外出でも、子どもは保護者を探し回り、窓やベランダから外をのぞき込む可能性があります。
・子どもだけでベランダに出さないようにしましょう。
・窓枠や出窓に座らない、窓や網戸に寄り掛からないなど、日頃から転落の危険性について子どもに教えましょう。
問い合わせ:健康支援課
【電話】238-9925【FAX】238-9946
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