結核は過去の病気ではありません。現在も全国で年間約1万人が発症しています。早期に発見し治療を開始すれば、周囲への感染を防ぐことができ、入院をせずに治すこともできます。
結核の正しい知識を身に付け、予防や早期発見に努めましょう。
◆結核とは
痰に結核菌がいる患者の咳やくしゃみにより、空気中に飛び散った菌を吸い込むことで感染し、肺が炎症を起こす病気です。
◆こんな症状が出たら早めに医療機関へ
・咳や痰が2週間以上続く
・倦怠感が長く続く
・食欲がない
・発熱が長引く
・急に体重が減る
◆予防のために健康的な生活で免疫力を高めましょう
・睡眠を十分にとる
・適度に運動をする
・タバコを吸わない
・バランスのとれた食事をする
◆早期発見のために定期健康診断を受診しましょう
年に1回は、会社などの健康診断で、胸部エックス線検査を受けましょう。65歳以上の方は、結核検診を兼ねた市の肺がん検診が無料で受診できます(受診券シールを5月中旬に郵送済み)。
また、乳幼児は感染すると重症化する恐れがありますので、4か月児健診に合わせて行っているBCG予防接種を受けましょう。
詳しくは、「千葉市 結核・呼吸器感染症予防週間」で検索
問い合わせ:感染症対策課
【電話】238-9974【FAX】238-9932
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