自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されました

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最近のスポーツサイクルの流行により、自転車利用者の数が都市部に限らず増加しています。利用者の増加に伴い、自転車が関わる交通事故も増加していて、令和4年度に発生した自転車乗車中の交通事故で亡くなった人の7割は頭部に致命傷を受けているという統計結果が出ています。
また、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、ヘルメットを着用している場合の2.2倍、頭に受ける衝撃は、約17倍という検証結果が出ています。
自転車は、手軽で便利な乗り物ですが、事故の際、自身の身体を大きく傷つける可能性が高い乗り物でもあります。もしもの時、致命傷を防ぐためにも、自転車用ヘルメットの着用に努めましょう。
道路交通法の改正に伴い、令和5年4月1日から、自転車を利用するすべての人のヘルメットの着用が努力義務となりました。

●自転車の事故で相手に大けが…不安じゃありませんか?
◇自転車損害賠償責任保険(自賠責)への加入が義務化に‼
自転車は、手軽な移動手段として子供からお年寄りまで幅広い年齢層に通学や通勤、買い物など多目的な用途で利用されています。
一方、最近では、自転車事故によって他人の生命や身体を害してしまう場面も多く見られるようになり、加害者が数千万円もの高額の損害賠償を命じられる判決事例が出ています。
このような状況を踏まえ、被害者の救済や加害者の経済的負担などの観点から、自転車保険に関して、県では、令和4年7月に条例により自転車損害賠償責任保険などへの加入を義務化しています。

問合せ：消防防災課
【電話】33-1052