南房総市水道事業経営審議会を開催しました

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7月28日(金)に南房総市水道事業経営審議会(委員10人)が開催されました。
はじめに、審議会委員の委嘱状の交付を行い、会長、副会長の選出を行いました。
*水道事業経営審議会委員の氏名は紙面又はHPでご覧ください。

その後、市長より、「水道料金の改定について審議会の意見を伺いたい」と、石井会長に諮問書を手渡しました。
今回は第1回目の審議会ということもあり、南房総市水道事業(以下「市営水道」という。)の現状と課題について、水道局より説明を行い、理解を深めました。
審議会は計4回行い、審議結果の答申をいただく予定です。

■諮問の背景
市営水道は、平成18年3月20日の町村合併により新たに創設され、水道施設の老朽化改修、管路の耐震化など様々な課題に取り組みながら安心安全な水道水の安定供給に努めてまいりました。
平成29年3月には「水道事業経営戦略」を策定して経営基盤の見直しを進め、平成30年4月1日に南房総市水道事業経営審議会での料金収入を平均5%増加させる答申に基づき、水道料金の改定を行いました。
しかし、給水人口の長期的な減少予測や、節水意識の高まりにより水道料金収入は長期的に減少傾向にあります。また、物価の高騰により、施設の維持・更新費用も増大する傾向で水道事業の経営環境は厳しさを増しています。
以上のことから、持続可能な水道事業経営を行い、上水道の安定供給を確保するためには、水道料金を改定し、経営基盤の強化を図ることが必要不可欠との判断に至りました。
ついては、令和6年度内に15%程度増の料金改定を想定し、審議会の意見を伺うものです。