文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年度南房総市決算報告(1)

5/31

千葉県南房総市

令和5年度決算が、9月の定例議会で認定されました。道路、福祉、教育など、市民生活に関わりの深い一般会計を中心にお知らせします。一般会計の令和5年度決算は、歳入合計286億1,234万9千円、歳出合計264億6,777万6千円で、前年度比で歳入9.6%増、歳出10.0%増となりました。

(単位:千円)

■一般会計決算
□歳入
市税は、40億7,259万9千円で、前年度と比べ個人市民税が減となったものの、法人市民税や固定資産税などの増により、全体として前年度とほぼ同額となっています。また、地方交付税は、102億1,952万9千円で、前年度比1億858万6千円(1.1%)増となっています。

(単位:千円)

□歳出
経常的経費のうち、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)については、人件費5,202万3千円(1.2%)増、扶助費2億4,652万5千円(8.5%)増、公債費が1億762万8千円(2.8%)減となり、前年度と比べ、1億9,092万円(1.8%)増となりました。投資的経費のうち、普通建設事業費は、丸山分庁舎・公民館大規模改修事業やし尿処理施設建設事業の実施などにより、前年度比22億4,659万4千円(70.7%)の大幅な増となりました。

(単位:千円)

□市有財産現在高の状況
・土地 430万8,246平方メートル
・建物 20万6,169平方メートル
・基金(積立金) 245億3,466万1千円

□市債現在高の状況
・普通会計
一般会計 22,093,878千円
・企業会計
水道事業会計 2,432,601千円
病院事業会計 64,400千円

□令和5年度の主な事業
・し尿処理施設建設事業 21億3,607万6千円
・富楽里とみやま大規模改修事業 5億6,932万4千円
・外房漁村再生事業 4億6,149万7千円
・丸山分庁舎・公民館大規模改修事業 3億7,918万7千円

□市税の徴収実績
(単位:千円)

※入湯税は、温泉組合補助金などに使われています。
また、温泉郷活性化基金への積み立ても行っています。

■公営企業会計決算
(単位:千円)

□健全化判断比率

□水道事業会計に係る資金不足比率

□国保病院事業会計に係る資金不足比率

「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」は、地方公共団体の財政の健全度に関する指標の公表制度を設け、その比率に応じて財政の早期健全化および財政の再生などに必要な行財政の措置を講ずることにより、地方公共団体の財政の健全性の確保に資することを目的としています。
公表することとなるのは、上記のとおり(1)実質赤字比率、(2)連結実質赤字比率、(3)実質公債費比率、(4)将来負担比率(以下「健全化判断比率」)の4指標と(5)資金不足比率です。
健全化判断比率のうち1つでも早期健全化基準以上となった場合は財政健全化計画を、また、資金不足比率が経営健全化基準以上となった場合は経営健全化計画を定める必要があります。
令和5年度の決算に基づき算定された南房総市の健全化判断比率および資金不足比率は、すべて基準を下回りました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU