令和6年 はたちの集い

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■「はたちの誓い」
富山地区　髙梨有生
本日は、二十歳を迎えた私たちのために、このように盛大ですばらしい式典を開催していただき、まことにありがとうございます。お祝いの言葉をいただきました石井裕市長をはじめ、多数のご来賓の方々に御臨席いただき、出席者を代表して心より御礼申し上げます。
また、私たちがこの日を迎えるまでに成長する事ができたのは、どんな時でも温かく見守り、支え、そして導いてくれた家族や学校の先生、地域の方々の存在があってのことだということは言うまでもありません。出席者一同、改めて感謝の思いを強く感じています。
さて、私たちは二十歳という大きな節目を迎えました。生まれてからの二十年間を振り返ってみると様々な出来事がありました。2011年に起こった東日本大震災。2019年、関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの台風15号、ここ南房総市にも甚大な被害をもたらし、多くの方々が、大変つらい思いをしたことと思います。しかし、ここ南房総市の方々がくじけずに前を向いている姿勢に私は感動しました。私たちも南房総市の一員として、くじけず前をむいて立派な大人の一員になれるようがんばります。
また、私は小さいころから、剣道をしています。剣道の魅力は、子供から大人まで関係なく剣を交えて切磋琢磨できることです。今までに数えきれないくらいの人と剣を交えてきました。
しかし、私達の高校生活は楽しいことばかりではありませんでした。新型コロナウイルスの影響で思うように試合もできませんでした。毎日目標のない中、練習をしなければいけない苦しみ、試合をやりたいのにできないというもどかしさを抱いていました。それでも、最後の試合だけはやりたいという思いを胸に仲間と毎日励ましあいながら努力し続けることができました。
これからの人生いろいろなことがあると思います。ここにいる仲間はもちろん、これから出会う人たちと手を取り合い、そして、この苦しかった経験を糧に夢は叶うと信じて前向きにがんばっていくことを誓い、ここにいる出席者代表挨拶とさせていただきます。