[1]白浜中学校・千倉中学校が閉校し、「南房総中学校」が開校(3・4月)
昭和44年に白浜中学校と長尾中学校が統合して開校した白浜中学校、昭和33年に七浦・千倉・健田・千歳の4校が統合して開校した千倉中学校が、生徒数減少により令和5年度末をもって閉校しました。両校で開かれた閉校記念式典には、生徒や教職員のほか、保護者や地域の皆様など多くの来賓を招き行われました。
4月5日には「南房総中学校」が開校。市長による開校宣言の後、新しい校旗が授与され、また校歌を作詞・作曲した山口惠子氏から、歌詞に込めた想いが語られ、生演奏にて校歌が披露されました。
[2]県立安房拓心高校の作品が優勝!第15回 全国和菓子甲子園(8月)
8月に全国和菓子甲子園の決勝戦が開催され、県立安房拓心高校から出場した伊藤さん・庄司さんペアの作品『食突モ~進』が優勝に輝きました。
昨年は準優勝とあと一歩のところでしたが、先輩からリベンジを託された今年、見事、優勝に輝きました。
優勝作品は11月に開催される県立安房拓心高校文化祭『拓心祭』で販売する予定とのこと。
[3]サーファー松岡亜音選手が優勝!市長を表敬訪問し報告と今後の抱負を語る(1月)
世界で活躍するジュニアサーファー松岡亜音選手(南房総市千倉町在住)が1月4日に石井裕市長を表敬訪問し、ワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)の優勝報告と、今後の抱負を語りました。松岡亜音選手は日本人女性で初の個人で金メダルを獲得し、日本は団体で銅メダルを獲得しました。金メダルを獲得した松岡選手は「優勝できてうれしい。日本人が活躍することで、サーフィンに興味を持ち、競技人口が増えてくれることに期待している。これからもオリンピック出場を目標に、頑張りたい」と語りました。
[4]旧嶺南中学校和田校舎に市内初の専門学校「安房医療福祉専門学校南房総校」が開校(4月)
旧嶺南中学校和田校舎を活用し、介護福祉士を養成する市内初の専門学校「安房医療福祉専門学校南房総校」(亀田省吾学校長:社会福祉法人太陽会)が開校し、新入生11人を含む43人を介護福祉学科に迎えました。10月からは日本語学科が設置され、県南唯一の法務省告示校として外国人人材の養成が始まっています。また、障害福祉サービス事業所「らんまん和田事業所」が運営する学生食堂「花カフェ」は、障害のある人の活躍の場として、学生だけでなく地元の人にも利用されています。
[5]大谷翔平選手から野球グローブの寄贈『野球しようぜ』(1月)
大谷翔平選手から贈られた野球グローブ3個(右利き用2、左利き用1)が、1月4日南房総市教育委員会へ届き、3学期の始業式で、市内小学校6校の児童らにお披露目し、大谷翔平選手からのメッセージを紹介しました。
『野球しようぜ』のメッセージを受け取った子どもたちからは「野球をやってみたい」などと心を躍らせていました。
[6]南房総市観光大使 高山一実さん 富山学園で絵本読み聞かせを開催(3月)
市の観光大使でアイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの高山一実さんが母校の富山学園で絵本の読み聞かせを行いました。
絵本の読み聞かせは「地元に貢献したい!」という高山さんの強い思いから、市教育委員会に打診があり実現しました。読み聞かせは富山学園の園児・児童・生徒ら313人に対し計5回に分けて行われ、また絵本15冊を寄贈されました。
中学生の読み聞かせの後に行われた懇談会では、高山さんの中学生時代の話やアイドルになった経緯、地元への想いなどが語られ、生徒一人一人が興味津々に耳を傾けていました。
[7]第60回南房総白浜海女祭りを開催!今年は「まるグル」とコラボ!石川県輪島市の海女も来場!(7月)
野島埼灯台前公園広場で開催され、約2万5000人の来場者がありました。今回は「まるグル」とコラボし、能登半島復興支援イベントの一環として、石川県輪島市の海女・早瀬千春さんの大夜泳への参加や、輪島塗やご当地グルメの販売もあり、賑わいを見せました。
[8]教育委員会事務局子ども教育課に子ども家庭支援室を設置(4月)
これまで保健福祉部健康推進課にあった保健係(子育て世代包括支援センター)、教育委員会事務局子ども教育課支援係にあった教育相談センター(子ども家庭総合支援拠点機能)、子育て支援施設「ほのぼの」を一つにした「子ども家庭支援施設」を設置しました。
また、保健福祉部社会福祉課にあった児童福祉係を子ども教育課に設置しました。
これらにより、子ども家庭センターの機能のみでなく、子育てに関する市民の窓口を丸山分庁舎に一本化し、包括的に取り組んでいます。
[9]地域包括支援センターの体制を再編し、地域包括ケアを推進(4月)
これまで、市内2箇所(内房地区・外房地区各1箇所)に設置していた地域包括支援センターを、令和6年度から市内4箇所に増設するとともに、センターの呼称を「高齢者相談センター」から「あんしんセンター」に変更しました。高齢者支援課内に設置している基幹型地域包括支援センターと、各センターが連携し、地域包括ケアの推進に努めています。
[10]今回が最後!?日枝神社の御神的神事(3月)
日枝神社(三芳地区増間)の境内で稲作などの豊凶を占う歩射(地上で弓を引くこと)の神事である「御神的神事」が行われました。御神的は、二人の射手により二十三間半(約43メートル)離れた鳥居の側から計36本の矢を射ち、矢の当たり具合で年間の天候、適種、豊凶を占います。
来年以降は担い手不足により休止としており、節目となった今回もたくさんの人が訪れていました。
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