■「春バテ」に気をつけよう
春は、入学や就職などで新生活が始まる一方、心と体が不調を感じやすくなる季節です。このように、春に体調を崩すことを「春バテ」といいます。
◆春バテの主な症状
・目まいや立ちくらみ
・頭痛や肩凝り
・日中の眠気や倦怠(けんたい)感
・冷えや火照り
・イライラや気分の落ち込み
・寝付きが悪い
◆春バテの原因は…
(1)天候の変化
春は、高気圧と低気圧が交互に通過する影響で、寒暖差が激しくなります。また、気圧や気温の変化に対応するために体のエネルギーが消耗され、疲れを感じやすくなります。
(2)環境の変化
新しい職場や引越しなどにより、精神的なストレスを感じやすくなります。
(3)花粉
花粉は、鼻水やくしゃみが出るだけでなく、風邪に似た倦怠感や微熱などの身体的な不調を引き起こすことがあります。
◆春バテを防ぐために
(1)生活リズムを整える
起きる時間、寝る時間、朝昼夕の食事の時間が毎日同じになるように心掛けましょう。
(2)栄養バランスを整える
偏った食生活により、ビタミンやミネラルなどの体の機能を調整する栄養素が不足すると体調を崩しやすくなります。野菜や果物も積極的に取るように心掛けましょう。
(3)適度な運動
適度な運動は血流を良くするだけでなく、気分転換・ストレス発散にもつながります。毎日の散歩やウオーキングなどの定期的な運動は、生活のリズムが整うため効果的です。
(4)休養を取る
のんびりした時間も必要です。プライベートも忙しくし過ぎないよう気をつけましょう。休日にしっかり疲れを取って、体をリセットすることが大切です。
問合せ:中央保健センター
【電話】42-5595
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