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広報レポーターが気づいたまちの魅力 住みよさ実感

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千葉県印西市

■青空の下にぎわう木下駅南骨董市(こっとういち)
広報レポーター 渡辺一夫(原)
木下駅南口商店街では、毎月第1土曜日に骨董市が開かれています。早朝からたくさんのお客さんでにぎわい、歩行者天国にもなります。和服を着た人や犬を連れた人などの姿もありました。食器やつぼ、古銭、貴金属、火鉢、日本刀、かぶとなど、昔懐かしい物を商う店先では、お客さんたちが品物を欲しそうに手に取り、店員を相手に値段交渉などをしている姿があちこちで見られました。古伊万里焼の大皿、一点数十万円もする貴重品、額縁付きの絵画などを売る店も数店ありました。私も、職人さんが使っていた剪定(せんてい)ばさみを、自宅の庭にあるナニワイバラの硬い弦を切るのに使えそうなので購入しました。
実行委員会の役員に聞くと、「骨董市は、木下地域をなんとか以前のようなにぎわいのある街にしたい」との思いから、平成15年に始まったとのこと。また、市商工会や市観光協会、印西市からの支援も受け、毎回約70店の古物商の出店や、約5千人もの人でにぎわう、近隣では最大級の骨董市であるとのことです。
街おこしの一環ということか、骨董品だけでなく、地元産の野菜や地元の人が愛してやまない素朴な「ばらっぱまんじゅう」も売られていて人気があります。また、焼きそばやカレーライス、炊き込みご飯なども売られており、お腹が空いたときには食べることができます。
昔ながらの商店街の風情を醸し出している、木下駅南骨董市。当日は、臨時のトイレや駐車場も完備されており、安心して見て回ることができます。ぜひ散歩をしながら、あなたのお宝を掘り出してみてはいかがでしょうか。

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