■カラスウリ
カラスウリはウリ科の植物で、10月から11月にかけて赤い果実をつけるのが特徴のつる性の植物です。名前の由来は、カラスが好んで食べることや赤い実をカラスが食べ残したように見えるなどのさまざまな説がありますが、実際にはカラスが好んで食べるというわけでもないようです。
果実の中には三角形に近い形の黒褐色の種が入っており、その形が「打ち出の小槌」や「大黒様の顔」に似ているため、お金を呼ぶ縁起物として財布の中に入れられることもあります。
市内では緑地や山林などに生育しており、果実の成る時期では赤く目立つため、本種を簡単に見つけることができます。
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