■大六天から望む印西の田園風景
広報レポーター 木下詩織(大塚)
新印西八景の一つでもある「大六天」は、知る人ぞ知る絶景スポット。永治プラザのすぐそばに位置するこの場所は「大六天神社」を中心に整備された展望エリアで、眼前に広がる水田地帯の美しさは圧巻です。
水田のそのまたかなたに目を凝らすと、向かって右側には我孫子の街と、左奥には青々と水を湛える下手賀沼が。そして、天気の良い日には、正面に筑波山を拝むこともでき、なんともぜいたくな眺望を楽しむことができます。また、筑波山を見たい場合は、空気が澄んでいる冬に行くのがお勧めです。
「大六天」の名の由来は、この場所全体が数字の「6」を鏡写しにしたような形をしているからだとか。遅くとも江戸時代には建立されていたと考えられているそうで、一説によると、神社の建立の理由は「手賀沼の水害が及ばぬ高台に社を建て、水神の怒りを鎮めようとした」からとのこと。古くから水資源に恵まれてきたこの土地ならではの話として、現在にまで伝わっています。
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