■年齢にかかわらず、やりたいことを声にしてみませんか?
市では、いつまでも住み慣れた地域で「いきいき」と「安心」して暮らし、自分らしく人生を過ごせるまちづくりを目指し、生活支援コーディネーターを各地域包括支援センターに配置しています。
若い人も高齢の人も、年月の経過とともに心身や環境の変化が出てきます。「年齢を重ねること」に対してマイナスのイメージを持ってしまうこともありますが、今回は心身の変化があっても、自身のやりたいことを実現している人たちを紹介します。
■にじいろ
〔あの懐かしい歌声喫茶のような男性を中心とした歌声サロン♪〕
男声歌声サロン「にじいろ」は、認知症当事者の「歌を気楽に楽しく歌いたい」という声から発足しました。会の名前は、音楽を担当する市民団体「カラフルスタイル」や生活支援コーディネーターをはじめ、認知症の人やそうでない人、歌が好きな人、交流したい人、たまたま立ち寄っただけの人など、素敵なカラーを持った参加者たちが楽しく集うことができる場にしたいという思いで名付けられました。
発足のきっかけとなった、認知症当事者のKさんは「今の私にとって『にじいろ』は癒やしの場とリハビリの場です。『歌いたい』『人と話をしたい』という私の願いを生活支援コーディネーターがお手伝いしてくれて会に参加できています。楽しい場を作っていただき感謝しています」と話します。
Kさんが思いを声にしたことが、多くの人の参加につながっています。
活動は月2回で、男性が参加しやすいよう、男性中心で行っています。現在の活動場所としては、南部圏域や北部圏域の施設を使用していますが、今後は活動エリアを徐々に増やしていく予定です。
会に参加したい人や、活動の運営をお手伝いしてくれる人も募集しています。詳細は下記へお問い合わせください。
◇あなたのやりたいことで、周りの人も輝かせることができますね!
■生活支援コーディネーターって何をするの?
支え合いの地域づくりをお手伝いします。町内会や自治会、地域の活動の場に出向きますので、皆さんのお話を聴かせてください。
問合せ:
印西北部地域包括支援センター【電話】85-4085
印西南部地域包括支援センター【電話】37-3120
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