■さくら舞うなか、芳醇な響きに包まれて 第4回印西音楽祭
3月10日に、文化ホールで第4回印西音楽祭が開催されました。印西音楽コンクール入賞者の記念演奏会、印西音楽協会所属アーティストによる公演、来場者も一緒に歌える本格ボイトレ講座など、朝から夜まで全部で9つのイベントが催され、1日中音楽に親しむことができました。
その中の一つ、印西祝声合唱団によるオープニングコンサートでは、12月から練習を重ねてきた市民の皆さんが、唱歌メドレー「ふるさとの四季」やしゃれたバージョンにブラッシュアップされた「ダニーボーイ」などを披露。息の合った美しいハーモニーを響かせました。
この音楽祭を主催している印西音楽協会「IMA」は、平成28年に印西市市制施行20周年を記念した印西音楽祭の開催を機に発足。「クラシック・ガラいんざい」を毎年文化ホールと共催するほか、IMAリサイタルシリーズや体験レッスン付きファミリーコンサートなど、多彩な演奏会を開催し続けています。また市内小中学校へのアーティストの派遣や、市民アーティスト発掘のための印西国際音楽コンクールも実施しています。協会の代表である榎戸さんは「クラシック音楽やホールでの演奏会にもっと親しんでもらいたい。今後も色々なアイデアを取り入れ、自由な発想でイベントを企画し実現したい」と語ってくれました。現在、企画運営に携わる人材が少ないため、われこそはという人を募集中とのことです。
身近なホールでクラシック音楽を気軽に楽しめる環境があることは、市民にとって非常に幸せなことだと感じました。今後の印西音楽協会の活動や、次回の印西音楽祭を楽しみにしています。
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