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広報レポーターが気づいたまちの魅力【住みよさ実感】

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千葉県印西市

■国際交流エコ・スローマラソン 印旛2024
道端のごみを拾いながら走るイベント「エコマラソン印旛」は、今年、印西市国際交流協会が主催者となり、市をはじめさまざまな団体の協力を得ながら、「国際交流エコ・スローマラソン印旛2024」と名称を変え復活しました。
マラソン前日の4月6日、参加する約40人の外国人ランナーたちは、いちご狩りをしたり、和服やお茶の体験で楽しんだ後、エコサミットに参加。日本人ランナーやボランティアと共にグループに分かれ環境問題について話し合いました。通訳もあったので私も参加し、シンガポールの店ではストローは使用しないことや、ごみの収集が2週間に1回であることを初めて知りました。その後に開かれた立食のパスタパーティーでは、懇談しながらいろいろな人と交流を深めることができました。
マラソン当日は、朝から雨模様でしたが、スタート前には雨も止み、5グループに編成された総勢94人の外国人と日本人ランナーたちは、朝8時に舞姫にある松虫姫公園をスタート。途中、松虫寺を経て、満開の吉高の大桜を楽しんだ後、印旛中央公園から中継地の軽費老人ホームよしきりへと向かいました。よしきりでは和太鼓演奏で歓迎され、焼き鳥や足湯で疲れを癒やした後、再びごみを拾いながら松虫姫公園に戻る全長20kmのコースを走り切りました。
大きなごみ袋を持ってゴールした笑顔のランナーたちには、拾ったごみを計量し自分で分別し終えたら、温かい豚汁とおにぎりをほおばりながらの談笑会が待っていました。そして、全てのランナーがゴールすると、各賞の授与式が行われました。グループごとに並んだランナーたちは完走記念のメダルをかけてもらい、一番多くごみを拾ったグループにはごみ拾い賞として、いんザイ君のイラストが付いたエコバッグなどが授与されました。そして、最後に全員で記念撮影をし、それぞれが名残を惜しみながら解散しました。
とても楽しかった「国際交流エコ・スローマラソン印旛」に、来年もさらに多くの人が参加されることを願っています。

問合せ:市国際交流協会
【電話】070-5519-1661

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