■中央駅前地域交流館から「コスモスパレット印西」へ
広報レポーター 美馬光実(戸神台)
中央駅前地域交流館は、千葉ニュータウン中央駅南口から徒歩5分程のところに位置し、1号館・2号館の2つの施設からなる複合施設で、年間8万人もの市民の皆さんに利用されています。現在新しい施設を建設中で、1号館は10月から改修工事を開始、2号館は来年4月に解体される予定です。今後は他にも、民間クリニックや立体駐車場の整備が進められます。
建設中の新施設は、地上3階建てで、1階には文化芸術機能施設・中央駅前出張所、2階と3階には健康福祉子育て機能施設・市民支援機能施設が入り、来年4月に開館する予定です。
私が一番楽しみにしているのは、1階に建設中の芸術ホールです。キャパシティーは300席と、文化ホールよりは少し小さめですが、音楽コンサートや演劇など、小公演の会場として利用できることはもちろん、席を移動させて平土間として利用することもできるそうです。また、ホールの東側は全面開放できるように設計されており、開放すると目の前に北総花の丘公園が広がり、屋外と一体利用が可能になるそうです。想像するだけでワクワクしますね。
市では、この新しいエリアを市民の皆さんに末永く親しんでもらえるようにと、愛称を募集しました。応募総数152点の中から5点を絞り込み、さらに市民の皆さんによる投票の結果「コスモスパレット」が最優秀賞に。この結果を参考に、市は愛称を「コスモスパレット印西」に決定しました。市の花と、さまざまな色を連想させるパレットを組み合わせた愛称は、この魅力的な複合施設にピッタリではないでしょうか。
駅前という好立地で、公共サービスと医療など多彩な活動の場を提供してくれそうなコスモスパレット印西。完成が待ち遠しいです。
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