■将来のためにHPVワクチンで子宮頸がん予防
若い女性に増えている子宮頸がんをワクチン接種と定期的な検診で早期に予防・発見しましょう。
◇HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンとは?
HPVワクチンは子宮頸がんを予防するワクチンです。
子宮頸がんの原因となるウイルスの約90%の感染を防ぐことができます。
◇HPVワクチンの効果は?
感染予防効果は、おおよそ10年維持されます。
◇HPVワクチンを早めに接種することのメリットは?
HPVワクチンは、既に感染したウイルスを排除することができないため、感染前の予防が重要です。
◇どのように接種するの?
小学6年生の女子に送付される予診票を使用して、委託医療機関で接種してください(要予約)。予診票がない人は、市ホームページから再発行の申請をお願いします。
◇HPVワクチンにはよくない印象がありますがワクチンの安全性は?
国の検討部会において、HPVワクチンの安全性については特段の懸念が認められないことが確認されており、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。その後の調査でも、懸念すべき有害事象は報告されていません。
◇HPVワクチンの副反応は?
多くの人に接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれに、重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることもありますので、医師とよく相談してから接種してください。
◇ワクチンを接種したら、子宮頸がんにならないの?
ワクチンで防げないHPV感染もあるため、20歳になったら、年に1回の子宮頸がん検診を受けることが大切です。なお、HPVワクチン・子宮頸がん検診の詳細は、市ホームページでご確認ください。
問合せ:中央保健センター
【電話】42-5595
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