■ヒイラギ
ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の常緑樹です。葉の縁にノコギリ状のとげがあり、冬になると白い花を咲かせることで知られ、市内でも目にすることができます。幹は堅くてしなやかなため衝撃に強いとされ、昔から工具に用いられてきました。また、とげのある葉は古くから鬼を追い払うと信じられてきました。厄除けのために縁起木として門前や、鬼門(北東の方角)にヒイラギを植えることも多かったそうです。
現代でも節分の際に、ヒイラギの葉と枝に鬼が嫌がるにおいを放つイワシの頭を添え、鬼除けの「柊鰯(ひいらぎいわし)」を飾る風習が残っています。
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