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自治体の皆さまへ

きみつ地域づくり協議会 特集 まちを育む。(1)

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千葉県君津市

地域を元気に、暮らしを豊かにするために始まった新しい取り組み地域づくり協議会の今をご紹介します。

■地域づくり協議会とは?
地域住民共有のテーマに自主的・主体的に取り組んでいくための組織です。字(あざ)などを単位として、そこに住む人たちによって構成される自治会に対して、公民館エリアを単位に、住む人はもちろん、その地域に関心を寄せる人などが集まり、活動していきます。

地域を元気にしていく新しい取り組みとして、きみつ地域づくり協議会制度が今年4月からスタートしました。
自分の暮らすまちが魅力にあふれ、住みやすいまちであることは、誰もが考えることですが、少子高齢化や人口減少により、地域のにぎわいやコミュニティ機能の低下、生活関連サービスの縮小が進んでいます。君津市の場合、市域が広く、各地域がそれぞれ多種多様な課題を抱えているため、そうした課題を地域全体で共有し、解決していくために地域づくり協議会制度は始まりました。

○各地で動き始めた地域づくり
この制度では、地域に住んでいる人と、住んでいなくてもその地域に関心がある人たちなどが集まり、話し合い、主体的に地域づくりに取り組むことを市が応援します。地域づくり協議会は、まず、市が参加者を募集し設立準備会を立ち上げます。その後、参加者が中心となって活動の内容や組織の体制を整え、市から地域づくり協議会として認定を受けたうえで活動を始めることができます。
現在は、清和地区で地域づくり協議会が、周西地区で設立のための準備会が動き始めています。今月号では、2つの地域で始まった新たなまちづくりの現状と、それぞれの地域でまちづくりに取り組む皆さんの姿をご紹介します。

■認定第1号! 清和地区地域づくり協議会 コミュニティ清和
会員数:53人(10月31日時点)
主な活動:地域支え合い活動、各種イベントの開催、地域への呼び込みや移住・定住促進、地域資源や地域の課題を活かした取り組み、清和での起業・活動支援、情報発信、会員有志によるチーム活動、地域内外の団体との連携

▼活動の様子をご紹介!
○コミュニティ清和まつり
清和地域拠点複合施設「おらがわ」を会場に、飲食販売やフリーマケット、キッチンカーなどが出店されます。5月の開催時には400人以上の来場がありました。

○清和の魅力発信マップ
清和で活動する「人」を中心に地域の魅力を紹介し、地域にかかわってくれる人を増やすためのマップと、清和の将来像を示すマップづくりに取り組んでいます。

問合せ:
【メール】seiwa.2525.community@gmail.com

【さまざまな方法で地域を活性化!】
▼現在行っている取り組み
○現在行っている事業
・地域支え合い活動に向けた仕組みづくり
・清和ウェルカムハウス
・清和の情報発信サイト「まるっと清和」
・清和の暮らしとシゴトづくり実践事業「実感の循環学校」
・わくわく稲作体験
・清和の民話・紙芝居
・空き家の利活用(空き家相談会など)
・環境美化活動
・早春の清和を楽しむ会 ほか

○連携している団体
NPO法人いきいき清和/清和トラック市/君津の朝めし/SCP創り隊 ほか

▼ホームページや各種SNS
最新のお知らせや、活動状況は公式ホームページやSNSをご確認ください。

▼一緒に地域を盛り上げよう! 会員を募集しています
あなたの「やってみたい」をコミュニティ清和で一緒に挑戦してみませんか?イベントの運営のほか、ちょっとしたお手伝いや気持ちだけの応援も大歓迎です!

▼INTERVIEW
コミュニティ清和 会長 伊藤(いとう)修一(しゅういち)さん

○清和をもっと元気に!
私たちの住む清和は、人口減少と少子高齢化が進む地域です。高齢者世帯や一人暮らし高齢者の増加、買い物弱者や生活の足の確保、空き家、耕作放棄地など、さまざまな課題があります。どれも簡単に解決できるものではないからこそ、清和の未来のために力を合わせて、解決に向けた糸口を見つけ、少しずつ前に進んでいきたいと考えています。

○私たちに今できること
「むらをつくる。むらをまもる。いつまでも。」をビジョンとして掲げて活動しています。人、自然、文化、歴史などあらゆる地域の資源を活かして、地域団体や地域に関わる人たちとつながり、さまざまな活動に取り組んでいきます。そうした取り組みを積み重ね、「むらをつくり、むらをまもる」ことを実現していきます!今ある資源を活かし、新しい「ちから」を作り、安心して暮らし続けられる地域をつくる

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