～秋の叙勲・褒章～永年の功績が光り輝く

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叙勲は、国家または公共のために功労のあった方に対して授与され、褒章は、さまざまな社会的分野において実績の優れた方に対して授与される国の栄典です。

■瑞宝双光章(教育功労)
川上(かわかみ)清(きよし)氏
昭和51年4月、学級担任として八重原小学校に着任。子ども目線での教材づくりや放課後を利用した部活動指導に情熱を注がれました。
平成8年からは、南総地方教育センター、君津地方出張所での勤務を経て、君津市教育センター所長に就任。初任者指導として若手教育者の育成のほか、中学生の海外派遣事業に取り組まれました。
その後、小糸小学校長、市教育委員会学校教育課長を歴任し、平成21年に八重原小学校長として着任。平成23年には君津市中学生海外派遣団団長として、国際感覚を身に付けた児童の育成に尽力されるなど、学校教育・教育行政の現場に36年間奉職されました。
受章にあたり川上氏は「多くの皆様に支えられ、充実感と達成感のある職務を遂行できました。皆様との出会いとご支援に、心より感謝申し上げます。今後は、多くの方々のために一市民として一層精進してまいります」と述べられました。

■瑞宝双光章(教育功労)
菅野(すがの)清次(せいじ)氏
昭和50年4月、袖ケ浦養護学校を皮切りに数学科教員として周西中学校に着任。昭和57年からは、君津市教育センター、千葉県総合教育センター教育相談部、君津地方主張所において、教育相談や数学の指導主事としてご活躍され、その後館山市立館野小学校長に就任されました。
さらに、南房総教育事務所主任指導主事、千葉県子どもと親のサポートセンター教育相談部長及び所長を歴任。その間、千葉大学教育学部において客員教授として教鞭をとられるなど、行政機関での19年のご勤務を含め、38年間奉職されました。また、退職後は若手教員推進員として従事され、若手教育者の育成に尽力されました。
受章にあたり菅野氏は「この度の栄誉は、ひとえに長年にわたり皆様方からいただいたご指導ご鞭撻の賜物と心より感謝申し上げます。この栄誉に恥じることがないよう、今後も一層精進してまいります」と述べられました。

■藍綬褒章(防犯功績)
佐治(さじ)利郎(としお)氏
平成3年に、君津警察署少年警察ボランティア連絡会指導委員として警察から委嘱されて以来、33年の長きにわたり地域ぐるみでの少年の非行防止と健全育成を図るため、街頭での補導活動や啓発活動などに従事されています。
また、君津市防犯協会の防犯指導員としても従事され、平成23年から28年まで同協会の上総支部副支部長を務められました。令和2年には警察庁長官と全国防犯協会連合会の連名で贈られる防犯栄誉金賞を受賞されるなど、長年にわたり犯罪の防止に尽力されています。
受章にあたり佐治氏は「少年補導員として活動していた期間を含めると、約40年以上にわたり、少年の健全育成に努めてまいりました。子どもたちと関わり続けることが私の元気の源であります。今後も子どもたちが明るく健やかに過ごすことができるよう活動を続けてまいります」と述べられました。

■危険業務従事者
叙勲警察官、自衛官、消防吏員等危険性の高い業務に従事した55歳以上の元公務員を対象に叙勲する日本の栄典制度です。
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■文化の日千葉県功労者表彰
さまざまな分野で顕著な功績を挙げ千葉県の発展に貢献された方が表彰されるものです。
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