新年のごあいさつ (1)

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■みんなで

市長　鈴木陽介

明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、輝かしい新春を健やかに迎えられ、心よりお慶び申し上げます。日頃より市政へのご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、四街道らしい行事が多く復活しました。各会場で皆さまの咲き誇る笑顔と出会うことができ、とても嬉しかったです。
良きまちを創るのは、そこに生きる「人」。
この街には、困っている方に手を差し伸べる人がたくさんいます。地域を活性化すべく奮闘されている人もたくさんいます。心温かな「人」こそが、四街道の魅力です。
市民の命とくらしを守り抜くため、今年も市役所は全力を尽くします。同時に、皆さまをはじめ、地域コミュニティ、市民団体、学校、NPO、民間企業など、この街をともに彩る多様な主体と「みんな」でつながりあい、この街の価値をより高める一年にしたいです。どうか皆さまの力をお貸しください。
本市ではファミリー層の転入が千葉県下トップクラスで進んでいます。子どもたちをまんなかに、誰もが幸せを実感できるまちを目指し、今年は、市政の最上位かつ長期の計画である「総合計画」を市議会の議決を頂いた上でスタートする年となります。
「みんなで創るみんなの計画」とすべく、皆さまとの対話を重視し、私自ら、夜のオンライン会議なども活用しながら皆さまと意見交換を重ねてきました。本計画のもと、現状の課題に的確に対応しつつ、未来を見据えた挑戦を進めてまいりたいと考えています。
本年の主な政策をお伝えします。
高齢者支援については、民間研究機関のJAGESとの連携で得たデータを活用し、きめ細かな介護予防策を展開します。また、全世代の健康づくりを街ぐるみで進めるため、千葉大学予防医学センター、市内に本社のある岩渕薬品株式会社と協定を結び、産学官民が協働する「健康まちづくり」事業を展開します。
子育て支援については、親子で楽しめるイベントを充実させるとともに、令和7年4月の開所に向け、四街道小学校に100人定員2階建てのこどもルームを整備します。
災害対応、環境配慮、バリアフリーの機能を高める新たな庁舎の新築棟については、利用開始を秋ごろに予定しています。また、公共施設のLED化を50施設で進め、エネルギーの効率利用、コスト削減を図ります。
地域経済の活性化と雇用の確保のため、企業立地や創業支援、商店街と連携を進め、農福連携のマッチングにも力を入れます。
「健康に気をつけてね。」と昨年末に市役所内で掛けられたご高齢の方からの心遣いに感謝があふれました。40歳となり、ますます健康第一で、市政発展に尽力します。やんちゃ盛りな三人の子の父親としても奮闘し、いつも市民目線を大切に、「身近な市長」、「動く市長」を貫いてまいります。
皆さまそれぞれが幸せを実感できるまちを、みんなで創ってまいりましょう。
結びに、本年が皆さまやご家族にとりまして、健康で、幸せに満ちた素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。