令和5年度 予算

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誰もが住みやすく、活躍できる、そして次代へつなぐまちづくり
平山町長が予算の概要を説明

■成田空港の機能強化に伴う事業の推進
◇成田空港へのアクセス強化
県東部地域と成田空港のアクセス強化を目的とした町道南玉造線の道路改良事業を推進します。

◇住宅地整備の検討
成田空港の機能強化に伴う移転者や空港関連企業への新規就業者の増加が見込まれることから、良好な住環境の創出を図るため、住宅地整備に向けた事業の可能性調査を実施します。

◇楽しく集える憩いの公園整備
成田空港の機能強化や圏央道整備などの効果を生かし、地域振興・観光の促進を図るため、「(仮称)空港を見下ろす公園」の整備に向けた基礎調査を実施します。
また、中地区の高台にて、「(仮称)見晴らしの丘公園」の整備に向けた用地測量を実施します。

■デジタルでスマートな手続きの推進
デジタル技術の専門的知識を有する人材を登用し、DXを推進します。
また、デマンドタクシーのWeb予約システムやスマートフォンから諸手続きが行えるオンラインシステム、マイナンバーカードを活用した申請書作成システムなどを導入し、町民の皆さんの利便性向上や業務の効率化を図ります。

■教育の充実・強化
ICT教育の充実・強化を図るとともに、学校・家庭・地域との連携・協働を推進するため、「地域コーディネーター」として新たに地域おこし協力隊を採用し、地域と協力しながら「放課後こども教室」を実施します。

■すべての方が住みやすい「選ばれる町へ」
子育て世帯の経済的負担軽減と次代を担う子どもの健全育成を図るため、0歳から22歳学生までの医療費無料化をはじめとした「子育てに優しい3つのゼロ」や第3子以降100万円相当の祝金など、充実した子育て支援策を継続します。
また、高齢者の皆さんの日々の暮らしが健康的で充実したものとなるよう、さまざまな取り組みを実施します。
●地域で行う介護予防活動の支援や新たに帯状疱疹ワクチンの一部助成などの事業を実施し、健康の維持を図ります。
●高齢者宅を訪問し、困りごとや心配ごとなどを伺う「愛と真心の訪問事業」を実施し、安心した暮らしをサポートします。
●緊急通報装置・火災警報器の設置費用助成や障害者福祉タクシーの助成事業の拡充により、安全・安心な生活を支援します。

■公共交通の利便性向上
町内公共交通のさらなる利便性向上を図るため、循環バスからデマンドタクシーへの移行を推進します。
また、町外へのアクセスに大きな役割を果たしている空港シャトルバスの運行を継続します。
さらに、地域にとって望ましい公共交通の在り方の指針となる「地域公共交通計画」を策定します。

■町の魅力を生かした新たな観光のカタチ
アフターコロナ、ウィズコロナへと社会環境が変化していく中、交流人口の増加に伴う経済効果を取り込むため、観光コンテンツの創出を図ります。
●多古町観光まちづくり機構と連携し、文化交流やインバウンド観光、特産品の開発などを推進します。
●道の駅多古第2駐車場用地に新たな拠点を整備し、地域経済の活性化を図ります。

■各分野の指針となる各種計画などの策定
「健康づくり推進計画」や「障害者福祉計画」など、各分野において事業を進める上で重要な指針となる計画を作成します。
また、令和6年度に町村合併70周年を迎えることを記念し、町勢要覧の作成に着手します。

■盛土崩落対策工事の実施
南玉造地先における盛土崩落現場の崩落対策工事を実施し、近隣住民などの安全確保を図ります。