大学レスリングの集大成

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11月19日(日)、多古町出身の山倉孝介(やまくら　こうすけ)選手(出沼・早稲田大学スポーツ科学部4年)が第49回内閣総理大臣杯令和5年度全日本大学レスリング選手権大会に出場し、74kg級で見事第1位に輝きました。
山倉選手は「どんな試合でも負けると思って戦いを挑むことはないのですが、今回は階級を変更し、二階級制覇や学生二冠という目標の達成もかかっていたので、試合ではとても緊張していました。その分、1位を取ったときのうれしさや安堵感は大きかったです」と試合を振り返ります。
今後の進路を伺うと「大学卒業後は、総合格闘技のプロの道に進みます。プロとして活躍することが甘くないことは分かっているので、これまで以上に努力を重ね、総合格闘技で世界を取りに行きます」と意気込みを語ってくれました。
努力と研鑽を重ね、数々の結果を出してきた山倉選手にとって、今回の大会はレスリング競技の集大成となりました。今後レスリングの選手としては活動されないそうですが、総合格闘技の強化のために競技自体は続ける予定とのことです。今後も新たな世界で活躍し、町民を元気づけてくれることを期待しています。