多古中央病院から

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■看護の仕事
文/多古中央病院　看護部

皆さんは看護師に、どのような印象をお持ちでしょうか。「注射や採血、点滴をする人」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。今回は我々、看護師を紹介させていただきます。
看護師は、保健師助産師看護師法で「厚生労働大臣の免許を受けて傷病者・褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする者である」と定められています。難しく書かれていますが、「療養上の世話」とは症状や生活への援助のことです。食事や入浴、トイレの介助など、入院生活を快適に過ごすための援助を行っています。「診療の補助」とは注射や点滴などのことです。それらを行い、「あらゆる年代の方へ健康の回復と増進、病気の予防と苦痛の緩和を図る」ことが役割となります。その中でも、患者さんの心に寄り添い支えることが大切な役割だと考えています。
看護部の理念は「あなたの笑顔を見ていたい」です。患者さん、ご家族を笑顔にできる看護を実践していきたいと思っています。看護師は病棟や外来のほかにも、介護医療院や医療連携室、訪問看護ステーション、デイサービスセンターでも勤務しています。さまざまな場所で、より良い生活が送れるように患者さんやご家族と一緒に、日々考えています。
看護部には、看護師を補助してくれる看護補助者や介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士という専門職もいます。みんなで町民の皆さんのために力を合わせ、これからも精一杯頑張っていきます。

[病院便り]
多古中央病院の受付時間は午前11時30分までとなっています。それ以降は、医師も検査や手術などで対応できないこともあるため、受診前に、必ず確認の電話をお願いします。

【電話】76-2211