多古町観光まちづくり機構and地域おこし協力隊(観光分野)の定期便届きました!Vol.22

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■佐藤貴英(タカ)隊員活動報告
◇自伐型林業に関して
継続して取り組んでいる自伐型林業ですが、さらなる知識や技術を学ぶため、奈良県吉野郡で研修を受けてきました。
林業を幅広く捉え、伐木・搬出などにとどまらず、森林・樹木・木材に関することとして、まき・丸太の活用や製材、小屋づくり、グリーンウッドワークなど、さまざまな知識や技術を学ぶことができました。
現在は学んだことを生かし、多古町や周辺地域での林業のカタチを模索しています。桜宮自然公園や居住地区(次浦地区)などの山林で、下草刈りや枯木・風倒木の処理、空き家活用のために敷地内の整備などを行っています。木の活用として、丸太をまきにし、直接火を付けて暖を取ったり、煮炊きに使うことができるスウェーデントーチを作成したりしています。

◇里山整備・防災対策
里山整備に関しては、水と空気の流れ、生物の多様性に着目した「大地の再生」、「土中環境」の考え方に基づいた森づくりに取り組んでいます。
また、防災対策や獣害対策といった地域課題にも目を向け、千葉県災害対策コーディネーターとわな猟免許を取得しました。
昨年の台風13号では、桜宮自然公園内の倒木の処理を行いました。また、協力隊同士のつながりから、被害の大きかった長南町で災害ボランティアに参加。伐木などの技術を生かし、活動してきました。

◇休耕田の活用
今年度も引き続き、染井地区の休耕田を活用し、無農薬・無肥料の稲作を行いました。町外の方にも作業に参加してもらい、多古町や農業を知ってもらうきっかけづくりやPRを行っています。

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