多古町農業連絡協議会では、就農者の発掘のため、都内で開催された就農相談会「新・農業人フェア2024」に昨年8月31日(土)、12月8日(日)の2回出展しました。2日間で53組63人が多古町ブースを訪れ、多古町の農業を考える会の農業者と町職員が参加者から相談を受けました。相談内容は「農業の始め方や基礎知識」「農業での独立に向けた課題」が中心でしたが、就農に向けて一歩を踏み出そうとしている方、仕事として農業を考えている方から貴重な意見が得られました。農業への関心が高い層をいかに就農へ導くことができるかが課題です。
また、新・農業人フェア参加者などに多古町の農業に触れてもらうため、昨年10月13日(日)、11月23日(土・祝)の2日間で、サツマイモ、ネギ、ニンジンの収穫体験イベント「農業体験ツアー」を実施し、9人の方が参加しました。参加者からは、「他の野菜の収穫も体験してみたい」「経験談を聞いたり、就農に向けた体験をしたい」という意見がありました。
小さな活動ですが、これからも食を支える農業の担い手確保に向けた事業を継続し、町の基幹産業である農業を支える取り組みを実施していきます。
お問合せ:多古町農業連絡協議会事務局(産業経済課農業振興係)
【電話】76-5404
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