令和6年12月21日(土)、空気の澄んだ美しい青空の下、多古町合併70周年記念第48回多古町民マラソン大会が開催されました。
当日はゲストランナーとして、長距離やマラソンでオリンピック・世界選手権に出場し、現在は指導者やスポーツ解説者など多方面で活躍する千葉真子さんをお迎えし、大会を盛り上げていただきました。
大会に先立って千葉さんによるジョギング教室が開催され、走るコツや体の使い方などを教えていただきました。参加した子どもたちにも分かりやすい内容で、楽しい教室となりました。
今回は、あじさい公園周辺がコースに加わり1kmから3kmのコースを走りました。走った後には多古町保健推進員の皆さんが作る豚汁が提供され、体と心を温めてくれました。「お肉や野菜の旨味が出ていておいしい」「何杯でも食べたい」とランナーの皆さんは大満足。
楽しそうに走り抜ける人や自分の限界に挑戦し一生懸命ゴールを目指す人、走るときの姿はさまざまでしたが、どの選手も達成感に満ちた笑顔が輝くすてきなマラソン大会となりました。
■スタートは小さな一歩から
ゲストランナー世界選手権メダリスト 千葉真子(ちばまさこ)さん
絶好のマラソン日和の中、多古町の皆さんと一緒に走ったり、応援し合ったりして、アットホームな楽しい1日を過ごすことができました。
私は中学3年生までテニス部だったのですが、駅伝に出場する人数が足りず誘ってもらったことがきっかけで陸上競技を始めました。陸上と出会ってから目標を1つずつ達成していき、やがて世界を目指すことができました。目標に向かって努力することはとても楽しく、1つ大きな目標を立てたらそこに向かって小さな目標を積み重ねて乗り越えていくことで、最終的に大きな目標も達成できると信じています。皆さんがそれぞれの目標に向かって挑戦することを楽しんでいただけたら、それがきっとすばらしい財産になると思います。
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