多古町は昨年町村合併70周年を迎え、その記念事業の一環として、町民マラソン大会に世界で活躍したランナーの「千葉真子さん」をゲストとしてお迎えしました。千葉さんは、1997年世界陸上アテネ大会・10000m第3位、2003年世界陸上パリ大会・マラソン第3位で、「異種目複数メダル獲得」という前人未到の快挙を成し遂げた選手です。
大会前にジョギング教室を開催し、体のほぐし方や走り方の基礎を楽しみながら教えていただきました。世界のトップとして活躍する選手は、小さい頃から運動神経抜群で生まれながらの才能の持ち主だと思っていましたが、千葉さんは中学校3年間はソフトテニス部で、3年生最後の夏の市内大会では1回戦敗退。冬の駅伝チームにメンバーが足りなかったため、ピンチヒッターで出場。高校で陸上部に入部したものの、はじめはレギュラーになれず、沿道で応援をしていたそうです。その中でも、あきらめず小さな目標を立て確実に実践していったそうです。
このお話も、これからの将来を切り開いていく小中学生・高校生には有意義だったと思います。そして、6年ぶりに復活した保健推進員の皆さまによる豚汁も大盛況でした。スポーツ協会や交通安全協会の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
今後もスポーツを通して町民の健康維持・増進、そして明るい町づくりに努めてまいります。
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