問:地域おこし協力隊に対する支援について
答:地域での定着がさらに進むよう活動支援を継続します
■森久議員
問:地域おこし協力隊の退任後の定住・定着を促進するために、隊員をどのように支援しようとしているのか伺う。
企画課長:起業や定住に向けた隊員へのサポート体制、活動支援は大変重要であると認識しています。活動を展開するにあたって、地域のキーパーソンや関係団体、それぞれの分野でのネットワークをつなぐお手伝いをさせていただいています。
今後、さらに地域での定着が進むよう実情をよく把握し、活動支援を継続しながら地域おこし協力隊の制度を活用し地域力の維持、強化に繋げていきたいと考えています。
問:平成5年度の街並み整備基本構想策定事業報告書をどのように位置づけて街並み整備を推進しようとしているのか伺う。
商工観光課長:大多喜町街並み整備基本構想策定事業報告書は、街並み景観整備計画の基になったもので、城下町の街並みに関する構想です。
現在の観光に関する計画として、最上位の総合計画(基本構想・基本計画)の次に大多喜町観光総合戦略があり、その個別計画の一つである大多喜城下活性化計画を策定し、街並み整備事業の見直しおよび推進を位置づけています。今後も住民団体や事業者、地元の皆様と連携しながら歴史的な街並みの景観整備に努めていきます。
問:歴史的景観条例が整備されているにもかかわらず景観維持が困難であるなら、現在の歴史的景観条例を再検討すべきではないか。
商工観光課長:大多喜町歴史的景観条例は、個人や事業者の建物などの改修等を行う場合に町長へ届出することを定めていますが、太陽光発電設備を設置しないように強制的にその行為を止めることは難しいと考えています。
歴史的景観形成や自然に抱かれた大多喜町の景観に適合しない場合もありますので、町全域を対象とした大多喜町太陽光発電設備の設置及び管理に関する指導要綱を定め、自然環境および景観の保全などを図っています。
このため、太陽光発電設備に関し大多喜町歴史的景観条例を見直すより、町民および事業者の皆様に積極的に景観形成に協力していただけるよう、内容や重要性を周知していきたいと思います。
問:現在、どのような文化財保護活動を行っており、今後の文化財保護のあり方についてはどのように考えているのか伺う。
生涯学習課長:文化財保護活動は、指定文化財修繕事業補助金として、必要に応じて修繕費の一部を助成しています。
無形民俗文化財については、活動に対する補助金を交付し、その伝統芸能の継承に努めています。
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