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自治体の皆さまへ

【おおたき議会だより】根本年生議員

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千葉県大多喜町

問:高齢者の方々が生き生きと健康で暮らすために
答:ボランティアの協力のもと、健康づくりが重要です

■根本年生議員
問:町には80才以上の町民が約1,300人います。その方々が健康に暮らすための施策とボランティア団体の果たす役割を伺う。
健康福祉課長:健康寿命を延ばすには、地域住民の主体的な健康づくりへの取り組みや、健康増進に向けた啓発など推進していくことが求められます。
行政だけ対応することは難しいため、各種ボランティアの方々の協力が必要不可欠と認識しています。

問:ボランティアの皆さまが行っている高齢者向けの健康教室の役割とその内容について伺う。
健康福祉課長:ボランティアの方々による健康教室は次のとおりです。
・出前介護予防教室…地域で介護予防普及啓発活動をするものです。
・おおたき元気いきいき体操…集会場などで、筋力づくり運動を主とした体操を毎週一回実施するものです。

問:健康教室に一人でも多くの高齢者に参加してもらうため、歩いて行ける集会所など身近な場所での健康教室の開催ができないか。
健康福祉課長:歩いて行ける所で、運動教室が行われることが理想と考えます。なお、送迎をしていただいているボランティアグループもあります。

▽次世代に向けて
問:ボランティア活動を次世代につなげていくため、その体制づくりも重要です。
活動資金の確保、後継者の育成などについて伺う。
健康福祉課長:活動に対する支援として高齢者サロン事業補助金、地域リハビリテーション活動支援事業や活動回数に応じてポイントを付与する地域支え愛サポーター制度があります。
後継者の育成については、養成講座を開催し、ボランティア数の確保に取り組んでいます。

問:ボランティアの皆さまは国や県から高い評価を得て、多くの表彰を受け、多くの高齢者から感謝されています。その内容を伺う。
健康福祉課長:主だった表彰は次のとおりです。
・ちばSSKプロジェクト高齢者地域支え合い活動団体表彰…5団体が受賞
・内閣府の社会参加章…1団体が受賞
・厚生労働省の健康寿命をのばそうアワード表彰…大多喜町が受賞
いずれも、それぞれのボランティア活動や町との協働による高齢者の健康づくり活動などに対して評価を受け受賞したものです。

問:健康寿命を延ばすには、町と共に努力しているボランティア活動を充実し、その活動を広めることが大切と考えますが。
町長:大多喜町のボランティア活動そのものが文化としてしっかり残っていると痛感した。
この素晴らしい文化は、継承していかなければいけないと感じました。
賛同していただけるような、新しい住民の方たちにたくさん町に来ていただけると嬉しいと思います。

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