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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより No.184

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千葉県大多喜町

■介護現場でのハラスメントについて
介護保険サービスは、要介護者の健康・福祉の増進を図るための大切なサービスであり、要介護者の幸せに直結する尊い仕事です。
一方、介護現場において、介護職員に対する無理な要求や威圧的な言動等、いわゆるハラスメントが問題になっており、心身への負担から離職原因の一つとなっています。高齢化が進み介護需要が高まる中、介護人材の不足は大きな課題です。

●介護現場におけるハラスメントとは
▽1 身体的暴力 身体的な力を使って危害を及ぼす行為
叩く 蹴る つねる 物を投げる つばを吐く など

▽2 精神的暴力 個人の尊厳や人格を言葉や態度によって傷つけたりおとしめたりする行為
大声で怒鳴る 土下座を強要する
制度上不可能な要求をする、また要求が叶うまで長時間拘束する
時間を問わず執拗に電話やメールをする など

▽3 セクハラ 意に沿わない性的誘いかけ、好意的態度の要求、性的ないやがらせ行為
必要もなく身体を触る いやらしい話をする つきまとう など

町では、要介護認定申請時に、介護ハラスメント予防啓発パンフレットを配布しています。
介護に従事される方が守られ、質の高いサービスが安定して提供されるために、介護サービスを利用される側も提供する側も、お互いに相手の立場を思いやることが大切です。
※認知症等の病気や、障害の症状として現れた行動(暴行・暴言・徘徊など)はハラスメントには該当せず、よりよいケアにつながるよう、ケアマネジャーや主治医等と相談して対応していくことが望ましいとされています。

担当・相談窓口:健康福祉課 介護保険係 大多喜町地域包括支援センター
【電話】82-2168【メール】kaigo@town.otaki.lg.jp

■三育学院大学・東京衛生アドベンチスト病院共催でオンライン公開講座が開催されます(勝浦市・いすみ市・大多喜町・御宿町 後援)
テーマ:「地域に即した在宅医療のあり方」
講師:小澤政成先生
東京衛生アドベンチスト病院ホスピス緩和ケア内科
医長・同病院附属ウエルファームクリニック院長
日時:11月17日(日)10時30分~12時
会場:三育学院大学 大多喜キャンパス
※会場でオンライン配信します
参加費:無料

申込み・問合せ:健康福祉課 介護保険係 大多喜町地域包括支援センター
【電話】82-2168(11月7日まで受付)

■第2回 介護教室開催のお知らせ
実施日:10月22日(火)
場所:社会福祉法人知心会 特別養護老人ホーム大多喜城見苑
時間:13時30分~16時
テーマ:高齢期の排泄ケア~みんなで聞こう!排泄介助のコツ~
講師:ユニ・チャームメンリッケ株式会社 木村里美氏 鈴木裕子氏
対象者:大多喜町住民 20名(無料)
内容:
・第2回介護教室では、介護技術の基本「排泄介助」について学びます。
・排泄介助とは一人では排泄の行為や動作が難しくなった方や排泄機能に障害がある方のために行う介助です。(身体介護)
・排泄のしくみや家庭でもできる横漏れしにくいパットの使用方法など介護する側とされる側のお互いが快適に過ごすためのポイントを実演を交えてご紹介します。
・介護をされている方、介護の仕事をしてみたい方など、ぜひ参加をお待ちしております。参加費は無料です。講話終了後には、大多喜城見苑の施設見学も行います。

申込み・問合せ:健康福祉課 介護保険係 大多喜町地域包括支援センター
【電話】82-2168(内線267)

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