議案審議の中での主な質疑を掲載しています
■9月会議
▽保育園の設置、管理及び保育の利用に関する条例及び放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について(議案第38号)
問:改正後の「設備その他の事情により受託余力がない」とはどういうことなのか。
答:受入れ側で、設備や人的整備が整っていない場合、入所を一時的に待っていただくものです。
問:今回の改正によって、入所制限をする場合が増えるのではないのか。
答:改正はあくまでも適切でない表現を改めるもので、町はできる限りの努力をする考えです。
▽国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について(議案第39号)
問:マイナンバーカードの保険証利用率は。また、登録方法などの周知はどのようにしているのか。
答:マイナンバーカードを使っての医療機関受診率(本年4月分)は13.5%となっています。また、周知については、保険証の更新時にチラシを送付したり、広報およびホームページに掲載しています。
▽道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について(議案第40号)
問:電柱、電話柱の第1種、第2種、第3種の違いは。
答:支持(添架)されている電線の本数により決めています。
問:道路占用料の改正を行うとどの位増収になるのか。
答:令和6年度と比べ令和7年度は約139万円増収となる見込みです。
なお、道路占用料の改正は3年毎に行います。
▽令和6年度一般会計補正予算第2号(議案第43号)
問:諸収入の雑入、災害対策費用保険27万3千円と特産品販売収入200万9千円の内容は。
答:災害対策費用保険は、本年6月29日の大雨での時間外勤務手当相当を保険で補填したものです。
特産品販売収入は昨年度から栽培を始めたローゼルの販売収入を見込んだものです。
問:災害復旧費の道路橋梁災害復旧、場所はどこなのか。
答:町道紙敷栢ノ木台線と町道伊保田線です。
問:地域おこし協力隊業務委託料1040万の内容は。
答:協力隊の募集選考や活動経費の支払業務等を一括して民間事業者などに委託するもので、4名分を見込んでいます。
問:交通安全対策事業費の自転車乗車用ヘルメット購入費補助金、いつ頃から適用になるのか。
答:現在要綱を策定中であり、年内中をめどに考えていきたい。
問:4月1日にさかのぼって適用する考えはあるか。
答:県の補助金要綱に遡及(そきゅう)する旨の記載がないことや県の交付決定後に市町村が交付決定したものに限るとされていることから、今のところ遡及適用は考えておりません。
問:商工業振興費、空き家等を活用した起業支援事業225万円、件数および支援の内容は。
答:現在2件の相談があり、内容は柿味噌の加工やジビエ肉の加工です。
問:街なみ整備事業、構築物解体撤去工事、今各地で構築物が老朽化して倒れるという危険性が叫ばれている。
今回は夷隅合同庁舎の移転に伴うものですが、他にもこういうところがあるのではないか。
答:観光案内板などについては随時点検し、老朽化したものについては修繕しています。
問:環境保全事業、生ごみ処理機の借り上げはどのように活用するのか。
答:ごみの減量を図る上で、生ごみ処理機3台をレンタルし、町民に無償で貸出し、効果を試していただくものです。
問:募集方法はどのようなに行うのか。
答:貸出し要綱を定め、広報やホームページなどで募集を行いたい。
▽令和5年度一般会計歳入歳出決算認定について(議案第47号)
問:男女共同参画推進事業10万5680円の支出で目的など達成できたのか。
答:男女共同参画を進めるにあたり、幅広い年齢層に制度の趣旨をご理解いただくため、啓発用のリーフレットを印刷し配付しました。
問:町道中野大多喜線の森林整備事業(災害に強い森作り事業)、課題などあるのか。
答:昨年度からスタートし本年度も延伸を計画し、地権者などの交渉を踏まえ、12月頃から再開する予定で特に問題は発生していません。
問:国・県道沿いの森林整備は町の事業として実施できるのか。
答:基本的には、国、県が実施するのが理想と考えます。
■討論
▽令和5年度一般会計歳入歳出決算認定について(議案第47号)
[賛成討論]
・物価高騰に対する町民や各事業者に対する様々な経済対策が実施されている。
・観光施設、教育施設および公共施設への耐震工事が実施されている。
・町道や幹線の整備と町民の生活環境の向上に向けた各種事業が実施されている。
・将来負担比率は基準値内の低い状況を維持しており評価できる。
・災害復旧をはじめ町民のため安全・安心な生活実現に向けた様々な施策が実施されている。
・事業の必要性や効果性を適正に判断されて執行されている。
・交付税措置や起債を有効に活用して財政健全化が図られている。
反対討論はありませんでした。
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