■年末年始、アルコールはほどほどに
年末年始は、忘年会、クリスマス会、新年会などの行事が重なり、日頃とは異なる食事内容となる人も多く、お酒を飲む機会も量も多くなりがちです。
厚生労働省がまとめた「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」によると、1日あたり男性は40g以上、女性は20g以上の純アルコールをとると、生活習慣病のリスクが高まるとされています。飲酒による身体等への影響や健康被害のリスクは、年齢や性別、体質等により個人差が大きく、個人においてもその日の体調等によって左右するので、男性40g・女性20gをここまで飲んでよい上限値と考えるのは間違いです。
20gの純アルコールとは、ビール500ml缶(5%)だと1缶、ハイボール350ml缶(7%)だと1缶、日本酒(15%)だと1合弱程度となります。飲み会でこの量というのは、現実的ではない人もいると思いますが、飲みすぎにならないように注意をすることが大切です。アルコールウォッチ(【URL】izonsho.mhlw.go.jp)で純アルコール量を調べることも出来ます。まずは、ふだんの飲酒量を確認してみましょう。
食事をとらずにお酒だけ飲む事は、胃を傷つけたり、お酒を飲みすぎたりするおそれがあります。何か一緒に食べたり、合間に水を飲むことをお勧めします。
大多喜町は県内でも飲酒する人が多いという事がわかっています。週に2日程度は休肝日とすることも心がけていきたいです。
近年「少量の酒は体によい」を否定するデータもあり議論が続いていますが、多くの疾病では飲まないにこしたことはないようです。
▽[参考]純アルコール量20g程度の飲酒量
ビール:5%・500ml
酎ハイ:7%・350ml
日本酒:14%・180ml(1合)
ワイン:14%・180ml
焼酎:25%・100ml
ウイスキー:42%・60ml(ダブル)
問合せ:健康福祉課 保健予防係
【電話】82-2168
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