第3回大多喜町動画コンテスト 受賞者インタビュー

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■優秀賞「わたしの大好きなまち　大多喜町」Kenkentravel-神奈川県
YouTube：【URL】https://youtu.be/9TaA_xS5rfc

優秀賞をいただき、大変光栄です。動画を喜んでくださる方がたくさんいて、今後も動画を制作する励みになりました。僕は「出会ったことのない人々、景色、文化に触れる」ことをモットーに国内外の秘境を中心に旅を続け、2018年からはライフワークとしてYouTubeチャンネル「Kenkentravel」で旅の記録を発信しています。地方創生もやってみたいことの一つで、今回その想いがひとつ叶いました。まだあまり知られていない素敵な場所が日本にも海外にも沢山ありますが、動画にはそれらを伝える役割があると思っています。
今回訪れたなかで、いちばん印象に残っているのは「もみの木庵」(旧会所分校)です。手打ちそばを作る大変さを体験してわかりました。教えてくださった方は気さくな地元の方でしたが、「職人さん」の心意気を感じました。蕎麦もみなさんで栽培されているそうです。受賞後はお店の方に「動画を観ました」とメールをいただきました。喜んでいただき大変嬉しいです。そばはとても美味しかったのでまた食べに行きたいです。動画を観て、そば打ちをやってみたいという方が増えたら嬉しいです。
撮影で一番苦労したのは、大多喜城といすみ鉄道を上空から撮るシーン(作品の冒頭)です。三口橋から見える鉄橋を列車が横切るタイミングで、ドローンは垂直に前に出していこうと構想していましたが、列車が茂みから出てくるタイミングがわからず、ドローンをずっと待機させていました。「列車の音が聞こえてきたぞ!じゃあドローンを前に出そう!!」といった感じで撮影しました。
この作品を特に観ていただきたいのは「地元の方々」です。その場所に住んでいる方々は、地元の魅力に気がつかないことも多いので、動画を観て地元の魅力を再発見されたり、「こんなにいいところなんだ!」と感じてもらえたら嬉しいです。そして「旅する人々」にも観ていただきたいです。千葉県といえば海のイメージが強いですが、内陸の歴史と文化がある大多喜町を知って、ぜひ訪れてみてほしいと思います。

全文はホームページで公開中です。
【URL】https://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/9,24256,93,html

■町長賞「大多喜町　花鳥夕月」中村喜久江さん-大多喜町小田代
YouTube：【URL】https://youtu.be/8P8KESH3FxQ

私は日頃、SNS―facebookやInstagram、blog、YouTube「nakachanの田舎暮らし」を小田代(養老渓谷)から配信しています。どれも独学で始めたものですが、私が作る動画がどう評価されるのか知りたくて、今回コンテストに応募しました。制作は私1人で、撮影に特別な機材はなくスマホ1本でおこないました。
町の動画コンテストについて知ったとき「これだ!」と思いました。過去の作品をリサーチすると有名な場所が多く取り上げられているので、私はむしろ、そうでないものにスポットを当てたい、他の方がまちなかを紹介するなら、私は地元の老川地区を紹介したいと思いました。第2回は「大多喜冬の陣」で応募しましたが受賞ならず。自分なりに力を入れていましたので残念でしたが、「賞をいただくまで!」と逆にやる気に火がつきました。「冬の陣」制作から四季シリーズを作ろうと決めていましたので、今回第3回では「春の陣」「夏の陣」も同時に応募しました。
今回コンテストの大テーマは「私は大多喜町のここが好き!」でしたので、「私にとっては、どこが好きなのだろう?」と自身に問いかけました。すると、故郷にUターンしたある晩の、部屋を幻想的に照らす月や、絵画のように美しい夕焼けが心に浮かびました。子どもの頃には気づかなかったけれど、あぁ大多喜ってこうだったのかと。今回は丁度、夏の時期で鳥や蝉の声など沢山聴けましたし、色や音を取り上げたくて「花鳥夕月」というタイトルで作品を作りました。
受賞した今、思うことは、SNSや動画コンテストは多くを学べ、自身を向上させる機会になるので、ほかの町民の皆さんにもぜひチャレンジいただいて、一緒に大多喜町を自発的に長期的に発展させられたら嬉しいです。私も今後「秋の陣」に取り組むつもりです。楽しみになさってください。

取材：商工観光課　交流促進係
【電話】82-2176
大多喜町公式Youtubeで他の作品もご覧いただけます。
※受賞作品、開催回ごとの再生リストになっています。
【URL】https://www.youtube.com/@user-oe6rk7br3o/playlists