良質な米を生産するため、薬剤の飛散が少ない無人ヘリコプターを使用した水稲航空防除を実施しますので、防除予定地域と周辺の方々は、次のことに十分注意していただきますようご協力をお願いします。
また、この航空防除は以下対象病害虫の初期発生を抑制するものです。
農家の皆さま方に置かれましては、様子を見て個々での防除活動をお勧めします。
実施日:7月11日(木)、12日(金)
防除開始予定時刻:午前5時頃から
・天候不順により当日実施できない場合は順延となります。(防災行政無線と広報車により放送します。)
実施地域:
[11日]
・西畑地区…笛倉・小内・百鉾・平塚
・総元地区…黒原・三又・久我原・石神大戸・部田・堀之内・八声
[12日]
・大多喜地区…西部田
・上瀑地区…小土呂(市部を除く)高谷・横山・台・田代
対象病害虫:イモチ病・もんがれ病・カメムシ類
使用農薬:アミスタートレボンSE
■実施当日のお願い
▽公衆衛生について
・監視員の指示に従い、散布地域には入らないでください。
・自宅周辺で散布が行われているときは、屋外に出ないようにしてください。
・洗濯物を屋外に出さないでください。
・池で金魚などを飼っている場合は、水をかけ流すか、覆いをするなどの対策をしてください。
・散布日には、田の用水を止めておいてください。
・散布終了後、すぐに水田に立ち入らないでください。
・散布後、7日間程度は田の排水を中止してください。
▽車両などについて
・散布中やむなく通行する場合は、監視員の指示に従ってください。
・散布中は、区域内および周辺道路に駐車しないで車庫に入れるか、シートで覆ってください。
・万が一、農薬が付着したときは、早急に洗い流してください。
▽家畜類飼育農家・養蜂家の方へ
・農薬が付着したと思われる草は、3週間家畜に与えないでください。
・蜜蜂群はなるべく事前に散布地区外に移動してください。やむなく定着する場合は巣門を閉めるか、シートなどで覆いをするなどの対策をしてください。なお、蜂箱内の温湿度に注意してください。
■万が一、人体に農薬がかかったと思われる場合
▽目
・すぐにきれいな水で最低15分間洗浄したあと、眼科医の手当てを受ける。
・コンタクトレンズを使用している場合は、固着していない限り、取り除き洗浄する。
▽皮膚
・農薬が付着した衣類、靴などを速やかに脱ぐ。
・付着した農薬を拭き取るか、あるいは水で洗い流してから石鹸を使ってよく洗い落とす。
・見た目の変化があり、痛みが続く場合には、医師の手当てを受ける。
▽吸入
・直ちに空気の新鮮な場所に移動し、速やかに医師の手当てを受ける。
航空防除により農薬がかかってしまい、医師の診察を受ける場合は、役場農林課へお知らせください。
■防除当日実施本部
7月11日、12日いずれも大多喜町役場農林課を予定しています。
問合せ:
大多喜町航空防除協議会(役場農林課内)【電話】82-2535(内線272)
夷隅郡市植物防疫協会【電話】0475-36-2701
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