■2023年のイコール・ペイ・デイは4月28日です
女性の平均賃金が男性より低いのは、世界共通の問題です。そこで、NPO国際BPW(International Federation of Business and Professional Women)が、男女の賃金格差がどれくらいあるかがよく見えるように、男性が1年間に得る賃金額を女性が得るには、1年を超えて何日まで働かなければならないかを算出し、同じ額を手にする日を、「イコール・ペイ・デイ」として国ごとに発表しています。
日本では、日本BPW連合会が、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」から一般労働者(常用労働者のうち短時間労働者を除いたもの)の男女の賃金月額を基に計算しており、2023年のイコール・ペイ・デイは「4月28日」と発表しました。昨年の5月1日と比べ3日間短縮されていますが、男性と同じ額を手にするのにまだ5か月弱かかることになります。
女性は育児・介護など家族の世話を担うことが多く、十分なキャリアを踏めないことや、能力の評価にジェンダーバイアスが影響していることにより、男女の賃金格差が広がっています。この格差を解消するためには、男女がともに認め合い、支え合い、個性と能力を発揮できる社会の実現を目指していく必要があります。
イコール・ペイ・デイをきっかけに、男女共同参画について考えてみてはいかがでしょうか。
問合せ:地域づくり課市民協働推進班
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