地域包括支援センターだより

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■認知症になっても安心して暮らせる地域に「もっと知ろう　もっと語ろう　認知症」
毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。認知症への理解や本人、家族への支援を進めるために9月は世界アルツハイマー月間として、世界各国で啓発活動が行われています。
認知症とは、さまざまな原因で記憶力や判断力など、脳の機能(認知機能)が正常に働かなくなり、日常生活に支障が出始める状態です。
症状：記憶障害、見当識障害、理解、判断力の障害、意欲や自信の低下、性格の変化など
認知症が疑われる人への接し方：
・穏やかな表情で優しく話しかける
・目線を合わせてから話しかける
・1度に多くのことを話すと混乱しやすいので、1つずつゆっくり、はっきり話す
・認知症の人は言葉が出にくいこともあるので、話を聞くときは急がずにゆっくりと対応する
・できないことを責めるのではなく、できることをほめる
・些細なことでも、家庭や社会での役割を担ってもらう

○本市の取り組み
昨年度チームオレンジが発足し、傾聴や見守り活動を通じて、安心して暮らし続けられる地域づくりを進めています。7月には認知症カフェ「あったかスペース　モクセイ」がオープンし、誰もが気軽に集い会話を楽しみながらつながりが持てる交流の場も始まりました。
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために、地域の力はとても大きな支えになります。

問合せ：地域包括支援センター
【電話】0475-70-0439