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令和6年大網白里市議会 第1回定例会 市長事務方針(1)

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千葉県大網白里市

2月20日から3月19日まで、市議会第1回定例会が開催されました。
開会日に、市長から令和6年度の事務方針が述べられましたので、概要を掲載します。
なお、可決議案等の詳細は、市ホームページをご覧ください。

■令和6年度当初予算・今後の財政運営
一般会計の規模は、過去最大の163億9千万円となり、人件費や社会保障費の増加により、約2億8千万円を財政調整基金から取り崩しましたが、公債費の減少や下水道事業会計への繰出金抑制、歳入面で地方交付税やふるさと応援寄附金の増額が見込まれることなどから、繰り入れ額は、令和5年度比で約1億5千万円の改善が図られました。
今後も、財政健全化に向けた取り組みを堅持し、持続可能な財政運営の確立に努めます。

■ふるさと納税
1月末の時点で、ふるさと納税寄附金額は、7億4千70万円に達し、令和4年度の同時期に比べ1億5千964万円の増収となりました。
今後も、本市の魅力を発掘・発信し、ふるさと納税の増収につなげます。

■企業誘致
スマートインターチェンジ開通を契機に、企業等誘致条例を全面的に見直し、企業進出の促進に努めましたが、現行制度は、県内他自治体の誘致政策と比較しアドバンテージが少なく、より一層の企業誘致の推進を図ることが重要であると考えます。
企業誘致の推進を図るに当たり、今定例会に条例の一部改正案を提出しました。本市経済の活性化、雇用機会の拡大を図るためにも本条例の施行と併せ、企業誘致の推進を図ります。

■防災関係
石川県能登地方の被災地支援に向け、令和6年1月21日から24日まで大網病院の看護師1人、2月6日から10日まで職員2人を被災地に派遣しました。
被災地での活動経験を共有した上で、今後の市の防災力の向上に活かします。
また、大きな被害が懸念される地震災害への対応能力の向上を図るため、3月10日に、海岸部にお住まいの方々を対象とした津波避難訓練を実施する予定です。
このほか、令和6年度の防災訓練には、災害種別に応じた住民参加型の実践的な訓練を計画し、自主防災組織や消防団など、関係機関等と連携を保ちながら、防災意識の高揚、防災・減災対策を進めます。

■証明書等のコンビニ交付サービス
マイナンバーカードを取得する方が大幅に増加し、本市のカード取得率が75%に達したことに加え、市民の方々からのご要望や国からの交付金が活用できることなどを勘案し、令和6年度当初予算に関係経費を計上しました。開始時期は令和6年12月ごろを目標としています。

■保健衛生
令和6年度より新たな計画に基づいた保健事業を推進し、被保険者の方々の健康増進を図り、医療費の抑制につなげます。
新型コロナワクチンの接種は、接種希望者の減少に伴い、12歳以上を対象とした集団接種は終了し、市内医療機関での個別接種で対応しています。
4月以降は、国から「65歳以上の高齢者の方などを対象に、年1回の接種を行う」旨の方向性が示されていることから、引き続き、適切な接種に向け準備を進めます。

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