■金谷川河川改修事業
要害橋から上流部の工事再開への準備が整ったことから、令和6年度に河川改修工事を実施します。引き続き、関係機関と調整を図り、早期完成に向け取り組みます。
■小中池公園の再整備
小中池公園の再整備は、「小中池公園再整備基本計画検討委員会」で、現在、ゾーニングに続き公園内の導入施設の検討を進めており、地元地区・瑞穂小学校児童へのアンケート調査のほか、事業者へ民間活力による整備の可能性調査を実施し、議論を重ねていただいているところです。
小中池の周辺環境を活かした公園機能の拡充を図り、広く市民に愛される公園、本市のシンボルとなる公園として、引き続き、基本計画の策定を進めます。
■駅周辺整備
大網駅南地区のまちづくりについては、「まちづくり協働会の検討会」で、浸水被害をはじめとする課題の整理、先進自治体の事例研究、袖ヶ浦駅周辺整備の現地視察などを踏まえてのワークショップによる意見交換などを行っています。今後も本市の玄関口にふさわしい「大網駅南地区まちづくり構想」の策定に取り組みます。
■都市マスタープランの見直し
目標年次の到来に当たり、新たなプランの策定に向けた見直し作業を進めます。千葉県が策定する「広域都市計画マスタープラン」の改定と時期が重なる見込みのため、広域連携による社会インフラの効果的活用に向け、県と協議を進めます。また、市の第6次総合計画などの上位計画とも整合を図り、持続的に発展できる都市づくりを目標に作業を進めます。
■下水道事業
公共下水道の処理施設は、供用開始から30年を超え、施設の老朽化が顕著になっており、将来の適正な状態を維持するために、国の補助金を活用しながら施設の改築更新に取り組みます。また、農業集落排水・コミニティプラントの汚水処理施設の統廃合に向けて準備を進め、経営の健全化に努めます。
■学校教育
「学校のあり方検討審議会」で、各学校の今後のあり方についての意見を取りまとめ、1回目の答申をいただきます。令和6年度以降は、学校規模の適正化や適正配置に向けた基本計画の策定に着手する予定です。
また、GIGAスクール構想に基づき整備した一人一台端末の運用も学校の授業や行事での利用、家庭学習など活用が進んでいます。さらなる活用の一環として、小学校の教科書改訂に併せ、主要教科すべてに「指導者用デジタル教科書」を導入します。併せて、教職員のICT活用能力の向上を図るため、ICT支援員を配置します。
このほか、令和6年4月から大網幼稚園と瑞穂幼稚園の統合後の園舎を瑞穂幼稚園に一本化して運営し、大網幼稚園の園舎は、令和6年度に解体工事を行う予定です。
■大網病院
新型コロナウイルス感染症支援による補助金の縮小と併せ、昨今の物価高騰に伴う材料費や光熱費等の値上がりにより、厳しい経営状況が続いています。医療サービスの充実を図りつつ、病院の経営改善にも積極的に取り組んでいくことが求められる中、まずは、「公立病院経営強化プラン」を令和6年度内に策定し、来年度よりこのプランに基づく経営改善に向けた取り組みを進めます。
また、医療サービスの向上に向け、医師の確保や新たな施設基準の取得などを研究し、安全・安心な医療を提供します。
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