文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長とのふれあいミーティングを開催~第26回 市美術会

6/75

千葉県大網白里市

市では、市民や各種公益団体、事業者等、幅広い分野に携わる多くの方々と自由な意見交換を行うことで「未来に向けてみんなでつくろう! 住みたい・住み続けたいまち」に向けた今後の市政運営への参考とするため、ふれあいミーティングを開催しています。
26回目となる今回は、市美術会の皆さんにお話を伺いました。

市長:美術会の皆さんの活動について教えてください。
市美術会(以下「美術会」):絵画、彫刻、工芸、書道の各部門で、発表会や研修会、教室などをそれぞれに行っていますが、美術会としての主要な行事は、「ふるさと美術展」です。近年は、「MOA美術館大網白里児童作品展」の入選作品の展示も行うようになりました。この児童作品展の入選者を対象に開催した特別ワークショップでは、参加した児童が、実技体験として絵の具で個性豊かに人物画を描き上げた後、美術会員から入選作品の講評を受けたほか、解説を聞きながら「ふるさと美術展」の作品を鑑賞しました。

市長:2月に開催された「ふるさと美術展」は、大盛況でしたね。また、子どもたちにとって、本格的な美術に触れる機会があることは、とても有意義ですね。活動を行う中で、心掛けていることは。
美術会:プロ、アマ関係無く、常にチャレンジ精神を持ち、作品を見た人に夢やヒントを与えられる人を「作家」であると捉えるよう、心掛けています。また、作品に臨む際に、素直な感覚で仕上げることも大事にしています。
美術会は、自分の専門だけでなく、さまざまなジャンルと関わりがあるところも大きな魅力なため、新たな方々に興味を持ってもらい、活動の幅を広げることにも注力しています。
これまでの経験を活かし、創作活動で自分の心を自由に表現する楽しみを、子どもたちや一般の方々に伝えていくことも大切と考えます。

市長:苦労したことは。
美術会:コロナ禍では、展覧会を通常どおりに開催できないことがあり、その苦況を乗り越えようと、市教育委員会生涯学習課等と協力し、市デジタル博物館内で「デジタル美術展」として公開しました。苦労もありましたが、鑑賞した方からの反響が、活動の励みになりました。

市長:今後はどのように活動を展開していきたいですか。
美術会:子どもたちに美術に親しんでもらう活動を一層充実させるとともに、今までに無い取り組みも検討していきたいです。例えば、外国の方と美術作品を鑑賞しながら意見交換できるような企画などです。また、近隣や関係団体との連携も視野に入れながら、文化交流の場を発展させたいです。

市長:美術会や美術展に興味のある方へメッセージを。
美術会:美術が好きな方は、ぜひ積極的に「ふるさと美術展」に応募してほしいです。美術会の活動が、ひとりでも多くの方にとって、自分を表現できるきっかけや、レベルアップの機会となれば嬉しく思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU