◆良い歯と健康な歯肉で歯っぴーライフ
◇令和6年度良い歯のコンクール市代表者を紹介します
歯と口の健康週間に実施された高齢者の良い歯のコンクールは、対象を8020(ハチマルニイマル)達成者としています。8020とは、厚生労働省が推進している「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という運動です。
今回、市代表に選ばれた寺田三ネ子(てらだみねこ)さんは、現在89歳ですが、23歳から昨年まで理容師としてご活躍されていたそうです。お口の中も大変きれいに保たれており、治療を施した歯は4本のみと健康な歯と歯ぐきを維持されていました。
そんな寺田さんの健康な歯の秘訣をご紹介します。「歯みがきは、歯間の汚れに気をつけて2分間磨いています。食事は、昔は麦ごはんなどの粗食でしたが今は魚や納豆、厚揚げなどを食べています。煎餅やさきいか、ナッツ類などの硬い物も何でも食べます。間食はあれば食べますが、あまり取りません。歯科医院で歯のクリーニングを1年に3回位受けています」と話してくださいました。
寺田さんのように健康な歯を維持することは、生活の質(QOL)を高め、豊かな生活を送ることにつながります。何でもおいしく食べられる幸福も健康なお口があってこそと言えます。
ぜひ皆さんも寺田さんのような健康なお口を目指しましょう。
◆栄養士だより
8月31日は野菜の日
「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから、野菜についてもっと知って、もっと食べてほしいという願いを込めて、8月31日は野菜の日とされています。野菜をたくさん食べましょう!
◇どのくらい食べればいいの?
厚生労働省が策定した「健康日本21(第3次)」では、成人1日の野菜摂取目標量は350g以上とされています。
日本人の平均野菜摂取量は350gに達していないため、不足気味の方は今より多く野菜を食べるように心掛けましょう。
◇3食野菜を食べましょう
350gの野菜を1日3回に分けて食べると、1食当たり約120gの野菜摂取が必要となります。しかし、1食でも食事を抜いたり、野菜が無い食事となってしまった場合は、2食で350g摂るのはなかなか難しくなります。まずは、3食野菜を取ることを目標にしてみましょう。
◇お手軽な夏野菜で野菜摂取量アップ!
野菜料理を作る時間が無い時は、切るだけで食べられる夏野菜がおすすめです。
トマト1/2個で約100g、きゅうり1本で約100gです。
問合せ:健康増進課
【電話】0475-72-8321
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