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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより

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千葉県大網白里市

■住み慣れた土地で生き生きと暮らし続けられる大網白里市に
高齢者が、住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを続けるために、「住まい」・「医療」・「介護」・「介護予防」・「生活支援サービス」等が地域の中で一体的に提供される仕組みを「地域包括ケアシステム」といいます。
地域包括ケアシステムはすでにそれぞれの地域で機能し始めていて、その一つに「ひとり暮らしの高齢者の見守り」があります。
例えば、「ポストに新聞が3日分たまっている。何日も姿が見えないから心配」、「3日前から夜も電気がついていないから心配」などの相談が地域包括支援センターに入ることがあります。この場合、状況確認のため職員が訪問し、室内で倒れている可能性を考え、救急隊や警察と連携を取り対応に当たります。
このような「心配」は、地域包括ケアシステムが地域住民や事業所の方たちに少しずつ根づき始めているからこそ起こるものです。この心配により、室内で倒れていたところを発見することができ、一命を取り留めた方もいます。
また、救急隊や警察と対応に当たっているところに、住民の方が長期外出から帰宅されることがあります。無事を確認でき、ホッとする瞬間ではありますが、救急車の適正利用かというと心苦しいのも事実です。
日ごろから近隣住民や事業所の方とコミュニケーションを取ることで、不要な「心配」を増やさないようにしましょう。

○長期外出するときは
・新聞や定期配達(配食や生協など)の休止の連絡をしましょう。
・家族、親族、近隣住民、民生委員等に居場所を伝えましょう。

今後、2040年まで高齢者人口は増加し続けます。住み慣れた土地で安心して自分らしい暮らしを続けるために、誰かの「見守り」は不可欠です。地域包括支援センターでは、地域住民や事業所と協力して、見守りのお手伝いをしています。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】70-0439

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